ミヤマウズラ
このブログのアケボノシュスランのコメントで、アケボノシュウランは毛深くないと書いたところ、「では毛深いとは?」というE-mailをいただきました。 そこで、本日の記事は、“毛深いラン”のミヤマウズラです。
ミヤマウズラはアケボノシュスランと同じ属( Goodyera属 )です。 ですから、花のつくりなどは、たいへんよく似ています。 でも、花柄にも花にも細かい毛がたくさん生えています。
8月から9月に咲く花の色は白またはわずかにピンクです。 写真の株では少ないのですが、葉には白い斑があります。 常緑の多年草で、この葉を見れば、花の無い時期でも、ミヤマウズラだと分ります。
ミヤマウズラの名前は、葉を鶉の卵に見立てたものと言われています。
※ 今までトップページには10の記事を表示させていたのですが、表示速度を速めるため、トップページの記事の数を5に減らすことにしました。
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コメント
葉が少し違うかなと思いましたが
堺ふれあいの森で出会いました
投稿: tumumasi | 2009年10月 3日 (土) 20時26分
見てる者の顔が思わずほころぶ、
そんな表情のお花たち。
毛深いことなど忘れてしまいそう・・・
ギモン
お花の無い時期だったら、長~い茎は?
もし、長~い茎が無くって、ですよ、
葉っぱがピチャッと地面に張り付いた様な状態を想像してるのですが、
それで、これミヤマウズラと解るには相当年季がいるんじゃないかなぁ・・・・
投稿: わんちゃん | 2009年10月 3日 (土) 22時34分
記事で、「写真の株では少ないのですが、葉には白い斑があります。」と書きました。緑に白い斑と、色は違いますが、模様のパターンは、たしかにザル蕎麦についてくるウズラの卵の模様に似ています。
tumumasiさんの9月24日にFlickrに載せられた写真では、葉が長く、この白斑が見当たりません。それに花のつき方がネジバナのように螺旋形になっているのも気になります。1つひとつの花を見ると、たしかにミヤマウズラの花の特徴を示していますので、種内の変異に収まるのかもしれませんが・・・
わんちゃんの疑問もこれで解決できますか? 花が無くて花柄も無くても、ウズラの卵についているような模様のある少し厚めの長さ2~4cmの葉って、他にはそんなにありません。
投稿: そよかぜ | 2009年10月 3日 (土) 22時58分