コバナノワレモコウ
コバナノワレモコウは湿地に生える多年草です。 ワレモコウに比べると、小葉は細長く、花穂も細く長く、穂先は垂れています。
ワレモコウの語源にはいろいろな説がありますが、そのうちのひとつ、メルヘンチックなものに、花が「吾もまた紅なり」と自己主張している様子から、というのがありますが、コバナノワレモコウの花の多くは白色です。
花のつくりは基本的にはワレモコウとよく似ていて、ガクが4枚、花弁はなく、オシベは4本ですが、オシベは長く、花の外に突き出しています。
ワレモコウのオシベの葯も黒っぽいのですが、白い花のコバナノワレモコウでは、葯の黒さがたいへん目立ちます。
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コメント
遠目に見ると、ヘラオオバコに似てる、
よくよく見ると
違います、というのが分かりました。
科が別のモンでも似ているモンもあるんやなぁ~
と、思いました。
投稿: わんちゃん | 2009年9月 3日 (木) 16時03分
科の特徴を花に求める場合は1つの花を見るべし、です。
花の集まりを見ると、“他人のそら似”がいっぱいです。
投稿: そよかぜ | 2009年9月 3日 (木) 21時49分