ジャコウアゲハ
木津川の堤でホソオチョウと一緒に飛び回っていたジャコウアゲハです。 今までジャコウアゲハはゆったりとした飛び方をすると思っていたのですが、ホソオチョウに比較すると、何とせわしない飛び方をするものか・・・
下はオス。 羽全体が黒っぽく、光沢があります。
そして、下がメス。 翅は周囲は黒いのですが、全体的には灰色です。
幼虫の食草はウマノスズクサで、成虫の体内にもウマノスズクサに含まれるアルカロイドの一種があり、これを食べた鳥は中毒を起こして苦しみ、ジャコウアゲハを捕食しなくなると言われています。 クロアゲハやオナガアゲハなどは、このジャコウアゲハに似ることで、鳥の捕食から逃れようとしているとされています。
木津川の堤ではなかなかとまってくれなかったので、以前に伊丹市昆虫館で撮ったジャコウアゲハの写真を載せておきます。 横から見ると、腹部の毒々しい赤が印象的です。
もちろん幼虫も毒を持っています。 下はわんちゃんからいただいたジャコウアゲハの幼虫の写真です。 今までいた所のウマノスズクサを食いつくし、別のウマノスズクサを求めて移動中なのでしょうか。
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コメント
ユ~ラユ~ラ優雅に飛んでるホソオチョウでさえ、飛ぶ姿を未だ撮れてない私です。
結構、せわしなく飛んでいるジャコウアゲハ
飛ぶ姿を上手く捉えられて拍手デス
>今までいた所のウマノスズクサを食いつくし、別のウマノスズクサを求めて移動中なのでしょうか。
あっ!そうかぁ、そういうことだったの
ガッテン・・・・
ウマノスズクサ見つかって無事に大人になったんでしょうかしらね。
投稿: わんちゃん | 2009年8月10日 (月) 16時53分
草にもピントが合ってしまうと、草にとまっているように見えるので、絞りを開いて撮っています。
「○○でしょう『か』」の文章は、あまり信用しないように (^-^;
投稿: そよかぜ | 2009年8月11日 (火) 07時15分