マネキグサ
昨日に続いての金剛山で撮ったシソ科です。 オシベ4本、メシベの柱頭が上下に2裂などは同じですが、マネキグサは昨日のニガクサと異なり、オシベ・メシベはすっぽりと花冠の上唇に覆われています。
ところで、このマネキグサという名前、「招き草」なのでしょうが、どう見たら招いているように見えるのでしょうか。 花が手招きしているように見えるというのですが、どうでしょうか。 よく見ると白い縁取りを持った美しい花ですので、この花が山へと招いてくれているのなら、喜んで参加しますが・・・。
上の写真のように、花を斜め上から見ると、上唇が招き猫の手のようにも見えます。 でも、下の写真のように少し見上げると、花全体が人の姿のようにも見えます。 ある人の意見のように、お盆の頃に咲く人の姿をした花となると、あまり招かれたくありません。
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コメント
>お盆の頃に咲く人の姿をした花
お盆の頃に咲くというのが重要なポイントだと思います。
お盆のあいだ、精霊を冥府(冥府・死後の世界)から招いて・・・・
(こちらが招かれるんじゃなくって・・・)
帰って行くのは送り火で・・・・
なんてこと、ふと思いました。
投稿: わんちゃん | 2009年8月20日 (木) 23時04分
存在すら知らなかった花ですが、写真を見せていただいての直感からは、
マネキグサはやっぱり「招き草」でいいように思えました。
5本(オシベ4本+メシベ)の指を揃えてちょっと曲げて、おいでおいでと
花筒の中へ誘い込むような姿に見えてくるのですが........
これまた感情移入しすぎでしょうか?
投稿: 夕菅 | 2009年8月20日 (木) 23時53分
花が人を招いているのではなく、人が精霊を招く時期のシンボルとしての花というわんちゃん説、花が虫を招いているのではないかという夕菅さん説、いろいろあっておもしろいですね。
こんな話をワイワイやっているのも、この草の名前に招かれているのかも。
投稿: そよかぜ | 2009年8月21日 (金) 00時27分
2枚目の写真に写っているカメムシの幼虫より(大阪弁で)
「かめへんけど、むしされてる・・・」
投稿: そよかぜ | 2009年8月21日 (金) 00時32分
えっ!おったんかいな?
かんにん かんにん
むししたんとちゃうねん、気ぃつかへんかってん ごめんやでぇ
投稿: わんちゃん | 2009年8月21日 (金) 22時48分