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2009年6月 6日 (土)

ウツギ

♪ 卯の花の匂う垣根に、ホトトギス、早も来鳴きて・・・と歌われている「卯の花」は、もちろんウツギ。 堺市南区の鉢ヶ峯寺ではウツギが咲き、ホトトギスの声も聞こえてきます。
 落葉樹であるウツギは冬に葉を落とすので、最近はあまり見なくなりましたが、刈り込みに強く白い花をいちめんにつけるウツギは、垣根にもよく使われていたようです。

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 ウツギの花はいちめんに咲くことに見とれてしまいがちですが、遠慮がちに開く一つひとつの花をじっくり見ても、なかなか趣があります。 10本のオシベの花糸は、葯のすぐ下で左右に角を出すように広がり、そのまま翼状に下までながれていきます。
 拡大してみると、若枝、花柄、ガクなどは、たくさんの星状毛に覆われていて、そこに開出毛も混じります。

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 歌には「匂う」とありますが、たくさんの花に近づいても、そんなに強い香りはありません。 「匂う」は咲き誇る様を表現したものと理解すべきでしょう。 でも、これだけの花が咲けば、いろんな虫たちが集まります。
 ウツギの花にいちばん多く見られるのは、花蜂の仲間です。

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 鉢ヶ峯寺での撮影(5月30日)では、マドガクロウリハムシなども来ていました。

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 ウツギの花の蜜を求めてやってきたのか、花に来る虫を狙ってやってきたのか、オオメカメムシは口吻を2mmほどの小さなゾウムシにみごとに刺しこんでいました。

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コメント

卯の花の匂い・・・・
そうですね、あんまり印象にないです。
人家の卯の花垣まできて鳴くホトトギス、
カワイイ、そんなホトトギスいっぺん見てみたい・・・・

投稿: わんちゃん | 2009年6月 8日 (月) 19時36分

ホトトギスはあちこちで声を聞き、飛んでいる姿は何度も見ているのですが、普通は高い所にいて、しかもよく移動する鳥で、なかなか写真には撮れないでいます。

投稿: そよかぜ | 2009年6月 8日 (月) 23時55分

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