ネズミムギ
ネズミムギの花がたくさん咲く時期です。 もちろん風媒花ですので、そんなに目立つ花ではありませんが・・・
ネズミムギはヨーロッパ原産の越年生草本です。 ネズミムギという名前よりも、イタリアンライグラスという名前のほうが有名かもしれません。 牧草として輸入されたのですが、道路の法面の緑化などに使われ、全国的に広がりました。
風媒花で目立たない花なので、園芸的な品種改良は進んでいませんが、牧草としての品種改良は進んでいます。 そのために多くの品種があり、ネズミムギの特徴を整理するのが難しいくらいです。
特に近縁のホソムギと交配されたものがほとんどで、強弱はあるにしろホソムギの性質も入っていますので、みんな「ネズミホソムギ」と言った方がいいのかもしれません。
本来のネズミムギの茎は直立するのですが、写真のネズミムギは、かなりうなだれています。 葉がらせん形にねじれるのも特徴の一つです。
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コメント
散歩道で咲いてるお花たちが
「これは00、こっちは00」と解れば楽しいだろうなぁ、といつも思いながら歩いてます。
そよかぜさんのblogに登場のお花たちが
散歩道に咲いているのと同じであれば
「やったぁ~~」です。
おや?虫ちゃんが居ますね?
投稿: わんちゃん | 2009年5月28日 (木) 11時08分
ヒラタアブの仲間の識別がよく分からなくなってきているので、しばらくはこの虫のことは無視!(古くて寒い洒落・・・)
投稿: そよかぜ | 2009年5月29日 (金) 21時27分