トビイロツノゼミ
上のように横から見ると、アブラゼミに似てなくもないようですが・・・
下は背中側から撮ったもので、ツノが分かります。 また、この写真はギシギシの仲間の葉柄にいるところを撮っているので、その大きさも分かっていただけるでしょう。 体長は5~6mmです。
もう一枚、正面からの写真も載せておきます。
トビイロツノゼミはツノゼミ科に分類されている昆虫で、もっと大きな分類でいえば、半翅目ですので、セミ、カメムシ、ウンカやヨコバイなどと同じ仲間ということになります。
ツノゼミの仲間は日本には20種ほどいるのですが、このトビイロツノゼミはその中では最も普通に見られる種類です。 いろんな植物の汁を吸っていますし、観察できる期間も、成虫越冬ですので、早春から、秋遅くまで見ることができます。
でも、小さいので、見過ごしてしまうことも多いでしょうね。
| 固定リンク
「昆虫03 カメムシ・セミ」カテゴリの記事
- ヒシウンカ科の一種(2014.06.13)
- スコットヒョウタンナガカメムシ(2014.05.15)
- イボヒラタカメムシ(2014.05.08)
- クヌギトビカスミカメ(2014.05.04)
- 梨のワタアブラムシ?(2014.05.03)
コメント
散歩道にスイバがいっぱいあります。
と言っても、
>体長は5~6mmです。
だったら、よっぽど、集中力を持って探さないと見つからないかな?
でも、背中から横から正面からと、撮らしてくれるくらいじっとしているんなら、注意深く見ると会えるかも??
ちっちゃいけれど、飛び掛ってチクッと刺したりしませんか?
投稿: わんちゃん | 2009年5月28日 (木) 11時01分
> ちっちゃいけれど、飛び掛ってチクッと刺したりしませんか?
口を武器には使いませんから、ご安心を。
もしこの植物の汁を吸う口を武器にするのなら、長い剣を持つセミには怖くて近づけませんよ。
投稿: そよかぜ | 2009年5月29日 (金) 21時18分