サカハチチョウ
ニガイチゴの花で吸蜜するサカハチチョウです。 岩湧山で撮りました。 翅の複雑な模様も、背中の光沢を持った緑色も、なかなか美しい蝶です。
サカハチチョウの名前は、翅にある逆さ八の字模様からきています。 と書けば、上の写真を見て、どこが「八」だ!? と思われる方も多いかもしれません。 じつはサカハチチョウは、春型と夏型とが別の種類のように見えるほど違っていることで知られていて、写真は春型です。 夏型では、黒地に白い逆さ八の字がくっきりと見られます。
サカハチチョウはタテハチョウ科に分類されています。 食草はイラクサ科のコアカソで、そんなに距離を飛ぶチョウではありませんから、見ることができるのは、おもに山地で、ということになります。
下の写真、翅の裏の模様も、なかなかのものです。
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コメント
チョウって翅の裏と表とでは模様が全く
違ってるんですね、いつもフシギに思います
こうして翅の裏をじっくり見せていただくと
なるほど複雑な模様ですね、
写真を拡大した時、
真っ先に背中の緑色(玉虫色?)に目が釘付け、きれいですね。
投稿: わんちゃん | 2009年5月19日 (火) 14時48分
サカハチチョウのようなタイプの翅の表と裏の模様を比較すると、関係が無いよなあるような・・・
投稿: そよかぜ | 2009年5月20日 (水) 01時15分