ツノハシバミの花
金剛山でツノハシバミの花が咲いていました。 花の盛りは過ぎ、特に雄花はほとんど終わっていました(4月5日撮影)。
ツノハシバミは雌雄異花です。 雌花は枝の先の方に、尾状花序である雄花は枝の下の方につきます。 雌花は10個前後の花が芽鱗に包まれ、赤い柱頭を外に出しています(下の写真)。 1つの花の柱頭は2股に分かれていますから、花の数は外に現れている柱頭の数の半分ということになります。
秋になると、堅果が緑色の筒状の総苞に包まれて実り、食べることができます。 ヘーゼルナッツは、このツノハシバミに近縁のセイヨウハシバミの実です。
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コメント
>秋になると、堅果が緑色の筒状の総苞に包まれて実り、食べることができます
ここに注目しました。
投稿: わんちゃん | 2009年4月14日 (火) 22時54分
緑色の筒状の総苞に包まれているというのがクセモノで、堅果が目立ちにくくなっています。
ちょうど堅果の実る時期にそこを通り、食べたことは1度きりしかありません。
今年は豊作が期待できるかな?
投稿: そよかぜ | 2009年4月15日 (水) 06時54分