クロツグミ
大阪城で撮ったクロツグミのオスです。 ツグミの仲間(ツグミ科ツグミ属)は、ツグミ、アカハラ、シロハラ、トラツグミなど、冬鳥も多いのですが、クロツグミは、西日本では越冬する個体もいるものの、多くは夏鳥として渡って来ます。 渡りの時には小さな群を作りますので、大阪城公園でもクロツグミがいる時は数羽がいる状態が普通です。 ツグミの仲間では最も小さい方になります。
渡りを終えると、丘陵地から山地の森林で生活し、地面をはね歩きながら、昆虫やミミズなどを捕食しています。
さえずりは大きな声で複雑な節回しをしますが、他の鳥の声を自分の歌に取り入れることも、よくします。
メス若鳥の写真はこちらに載せています。 オスもメスも成鳥の嘴は黄色ですが、若鳥の嘴は黒い色をしています。
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コメント
00が、さえずっているのが聞こえてる~
と、思ってしばらく様子をうかがってると
クロツグミだった~なんて、
物真似名人(鳥)?
落ち葉がいっぱいあって、やわらかそうな土ミミズもいっぱい居そう・・・・
投稿: わんちゃん | 2009年4月26日 (日) 10時41分
声の質は喉の構造によるので変えられませんが、節回しをまねます。
複雑な節回しのほうがメスを引き付けるようで、他の鳥の節回しを取り入れて複雑にするようです。
もしも他の鳥そっくりに真似てメスが他の鳥だと思ってしまうと、囀りの意味がなくなってしまいます。
投稿: そよかぜ | 2009年4月26日 (日) 22時04分