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2009年4月16日 (木)

オオカマキリの孵化

 3月にオオカマキリの卵鞘を見つけ、ビンに入れて部屋の中においておきました。
 卵鞘は卵と同時に分泌される粘液が泡立てられ、それが固まったもので、形や大きさは種によって決まっています。 中には多数の気泡が含まれていて、温度変化や衝撃から卵を守っています。(いちばん下の写真)
 その卵鞘から幼虫が孵化しました。 といっても、孵化に気付いた時は撮影する時間がなく、撮影は気付いてから丸一日経ってからになりました。

Ookamakiri090411_1

 卵から孵化したばかりの幼虫は、前幼虫(ぜんようちゅう)と呼ばれていて、薄い皮をかぶった状態です。 この状態で前幼虫は体をくねらせて卵鞘の外へ出て、すぐに薄皮を脱ぎ捨てます。 その様子を撮りたかったのですが、時既に遅し、脱ぎ捨てられた薄皮は互いにくっつき合って乾燥して縮み、卵鞘の下に垂れ下がっています(下の写真)。

Ookamakiri090411_3

 幼虫はなかなかかわいいものです。 撮影の後は庭に放してやりましたが、この段階では、少し大きくなれば餌にするアリにも襲われる危険性があります。 成虫にまで育ってくれるでしょうか。

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 下は幼虫が出てしまった卵鞘の断面です。 抜け殻になった卵が中央にきれいに並んでいます。

Ookamakiri090416_1

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昆虫01 バッタ・カマキリ」カテゴリの記事

コメント

うわっ!!
サブイボが出るわ出るわ・・・と、思いましたが、出ませんでした。
多少なりとも免疫がついたようです。

卵鞘(覚えたて)の中から何匹くらいの幼虫が次々と出てきたのでしょうか?
手品のようですね。

身体の色は緑じゃないのね?

投稿: わんちゃん | 2009年4月16日 (木) 22時34分

> 卵鞘(覚えたて)の中から何匹くらいの幼虫が次々と出てきたのでしょうか?

数えていませんが、1つの卵鞘には数百個の卵が入っていると言われています。
とにかくいっぱい!

投稿: そよかぜ | 2009年4月17日 (金) 07時09分

カマキリの孵化
凄い数の蟷螂が出てきますね
ビックリ 始めて見せてもらいました
有難う

投稿: こよみ | 2009年9月27日 (日) 20時25分

足を広げると場所をとりますが、足を折りたたんで袋に入った状態の前幼虫(ぜんようちゅう)では、かなり詰め込むことが可能なようですね。
庭に放したこれらの幼虫は、次第に大きくなりながら、夏まではよく見かけたのですが、9月末の現在は見ることができません。狭い庭のこと、どこかに移動したのか、共食いで数が減ったのか、鳥に食べられたのか・・・
見つけにくい保護色なので、どこかに残っていてくれればいいのですが・・・。

投稿: そよかぜ | 2009年9月27日 (日) 21時36分

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