コオニタビラコ
田の畦で見つけたコオニタビラコ。 春の七草のホトケノザは、シソ科のホトケノザではなく、このコオニタビラコだと言われています。 地面に接するように八方に広がる葉の中心に仏様がお座りになるイメージでしょう(下の写真)。
では、このコオニタビラコの名前はどのようにしてついたのでしょうか。 「タビラコ」は田にある平たい植物、「コ」は「どじょっこ」「ふなっこ」などの小さなものに対する愛称でしょう。 では「コオニ」は?
もともとコオニタビラコは単にタビラコ(田平子)と呼ばれていたようです。 このタビラコに似て大きな植物があり(下の写真)、これにオニタビラコという名前がつけられました。 そして、このオニタビラコに似た小さな植物(つまりタビラコ)に「小さなオニタビラコ」ということで、「コオニタビラコ」という名前がつけられてしまったようです。
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コメント
いつのことだったかなぁ??
春の七草のホトケノザはシソ科のではなくって・・・・
と、教えてくれはったのが、そよかぜさん。
>田の畦で見つけたコオニタビラコ
畦道をいっぺん散歩コースで歩いてみなくっちゃね。
投稿: わんちゃん | 2009年4月 3日 (金) 22時44分
> 畦道をいっぺん散歩コースで歩いてみなくっちゃね。
花がよく咲いているこの時期が見つけやすいでしょう。
タビラコというくらいですから、田やあぜ道を中心に探してみてください。
よく似ているヤブタビラコも見つかるかも。
投稿: そよかぜ | 2009年4月 4日 (土) 00時26分