アオバト
アオバトは全体的にオリーブ色の美しいハトで、本州、四国、九州では1年中いて、繁殖もしています。 北海道では夏鳥、南西諸島では冬鳥です。 世界的には珍しいハトで、繁殖が確認されているのは日本だけということです。
広葉樹林や針広混交林を好むハトで、春には金剛山などでもよく「アーオ アオ オーア」などと鳴く声を聞くことができます。 また、限定的ですが、神奈川県の大磯の海岸などでは海水を飲みに来ていて、海岸が生活の場であるような行動をしています。
そのアオバトも冬には餌を求めて公園などにも来ています。 上と下の写真は大阪の服部緑地で2月21日に撮ったものですが、金網の向こう側で近づけず(もっとも近づけばすぐに飛び立つでしょうが・・)、何か大きな実を食べているようですが、確認できません。
下は12月19日に堺市の大泉緑地で撮ったものです。 オスは上の写真のように羽の基部が暗赤色ですが、メスは下のように、その部分もオリーブ色です。
下のアオバトは首の下がへこんでいるように見えます。 じつはこの部分に大きな傷があります。 オオタカが大泉緑地で狩をしていた頃で、オオタカに襲われたのかもしれません。 傷の部分を写した写真もあるのですが、残酷なので載せるのは止めます。
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コメント
アオバト まだ一度も見ていません
一度遭遇してみたいものですね
投稿: tumumasi | 2009年3月10日 (火) 09時15分
私はいつも、
鳥なんて「ハトかスズメかツバメぐらいしか知らないんですけど」って言ってますが、
アオバト?えっ?知らないです・・・・
一枚目、着地の瞬間?
投稿: わんちゃん | 2009年3月10日 (火) 21時38分
こんばんは♪
えーー九州にも1年中いるんですね
まったく見たこと無いです
こんなに綺麗な羽の色なら普通のハトと間違えないですよね
見たことあるハトはドバト、キジバト、、
投稿: エフ | 2009年3月10日 (火) 22時16分
大阪付近でも、暑い時期は、声はあちこちで聞くのですが、なかなか姿を見せてくれません。冬は餌を求めて人の近くまで来ているのですが、どこにでも来ているような鳥ではありませんし、声を出しませんし、そんなに人に近づきません。
ドバトやキジバトとは、大きさは似ていますが、混じっていることは無いようです。
投稿: そよかぜ | 2009年3月11日 (水) 07時11分