ベニマシコ(オス)
写真はベニマシコのオスです。 メスは全体に褐色が強くなります。
「ましこ」は猿の異名で、「猿子」と書きます。 顔が赤いところからでしょう。 それにさらに「ベニ」がつくのですが、これは体全体の色をさして言っているのでしょう。
ベニマシコは、北海道や青森県などでは繁殖しているようですが、それ以南では冬鳥として飛来します。 冬は藪の多いところで、通常は小さな群または単独でいます。
主な餌はイネ科やタデ科の植物の種や昆虫ですが、越冬地ではナギナタコウジュの種を特に好んで食べる傾向があるようです。 写真のベニマシコも、なかなかナギナタコウジュから離れようとしませんでした。
ナギナタコウジュは、花序が長刀のように反り返り、香樹(コウジュ)といわれるように強いにおいがあります。 ベニマシコはこのにおいがお好みなのでしょうか。
--------------- ナギナタコウジュの花(H20.10.12.金剛山にて撮影)
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コメント
♪赤い鳥 小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた♪
赤い実がお好みじゃなかったのね?
投稿: わんちゃん | 2009年2月12日 (木) 14時49分
そよかぜさんの記事、写真にはいつも感心させられますが、わんちゃんさんのコメントの発想にも意表をつかれてうなります。
う~ん べりいぐっど
投稿: 餡 | 2009年2月13日 (金) 05時36分
わんちゃん、いちどナギナタコウジュの実をかじってみなけりゃなりませんね。
辛くて顔が真っ赤になったりして・・・
餡さんの記事こそウィットに富んでいて、楽しませていただいています。
いただいたコメントの後半部分については、わんちゃんからどうぞ。
投稿: そよかぜ | 2009年2月13日 (金) 07時05分
餡さん、こんにちわ~
思い出しました。
兎の話で・・・・・・・
ちょこっと餡さんのblogにおじゃま虫ぃ
鳥の専門家ですか?
ところで、餡さんは、あんパンを選ぶ時
ツブ餡派?こし餡派?
そよかぜさん、
ナギナタコウジュ、お花(実物)は見ましたが、実?
投稿: わんちゃん | 2009年2月13日 (金) 14時46分
実といっても植物学的に言う果実ですから、カサカサですよ。
投稿: そよかぜ | 2009年2月13日 (金) 20時31分
わんちゃんさん、そよかぜさん、おはようございます。
冬は鳥、夏は虫のブログをやっています。
鳥は若い頃から見ていますが、とうしろうの域は出ていません。
またおいでください。
投稿: つぶ餡 | 2009年2月15日 (日) 05時57分
鳥と虫だけで毎日のブログ更新、すごいですね。
私の場合は、記事の数からすると、一番多いのは逃げない植物でしょうから。
投稿: そよかぜ | 2009年2月15日 (日) 07時38分
ご無沙汰しております。
ベニマシコ、よく撮れていますね。私も何とか写真には納まりましたが、こんなに鮮やかにはいきませんでした。うらやましい限りです。
そよ風さんは確かパナソニックのFZシリーズをお使いだったと思いますが、これもそれで撮られたものでしょうか?そうであれば私もFZシリーズに乗り換えたいと思いました。それとも一眼で張り込みでしょうか?一眼で張り込みとなると私の散策スタイルと違うので、諦めるのですが・・・・(笑)。
投稿: タロ | 2009年2月16日 (月) 00時24分
鳥を撮る時はFZ30にRAYNOXのテレコンバージョンレンズ(×2.2)を使っていましたが、ISO感度が400までなので、昨年の5月に一眼を導入しました。
でも、一眼はレスポンスはいいのですが、タロさんのおっしゃるように、振り回すにはもうひとつなので、いまだにFZ30も併用しています。
ベニマシコは一眼で撮りましたが、鳥は何といってもいかに距離を縮められるかでしょう。このベニマシコの場合は、記事にも書いたように、1時間以上も同じ所にいてくれ、かなり近くで撮れました。
最近はコンパクトデジカメのレスポンスも良くなり、ISO感度も上がっていますので、難しい選択ですね。
投稿: そよかぜ | 2009年2月16日 (月) 07時08分