シメ
冬は鳥、お正月休み最後の4日、堺市の大泉緑地に行ってきましたので、そこで見た鳥を何回かに分けて紹介していくことにします。
シメはスズメ目アトリ科に分類されています。 繁殖は本州中部以北ですが、冬鳥として大阪付近でもよく見ることができます。
主食はムクノキやエノキなどの種子で、太い嘴(くちばし)で種子を割って中身を食べますので、植物にとっては種子散布に役立たない鳥です。 この蝋(ろう)でできたような色の太い嘴が目立つことから、蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)とも呼ばれています。
名前の由来は、室町時代の書物に出ているようで、鳴き声の「シ」と小鳥を表現する接尾語の「メ」で「シメ」だそうです。
横から見ると、暗褐色の背中や青黒色の風切羽など、そこそこの色彩を持っているのですが、腹側からだと喉が黒いことしか分かりませんね。 写真のシメはメスですが、オスはこちらに載せています。
大泉緑地へ行ったのは、11月からいるというオオタカが一番の目的だったのですが、そこにおられたバーダーさんによると、オオタカはここ数日はいないようだとのことでした。 池にはオオバン、ホシハジロ、ユリカモメ、カワウ、カイツブリなどがたくさんいました。
帰りにニサンザイ古墳にオシドリ目当てに行ったのですが、オシドリも見たのは2羽だけ、それもすぐに水面に垂れ下がった木の陰に隠れてしまいました。 ホシハジロ、ハシビロガモ、マガモ、カイツブリなどはたくさんいました。
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コメント
見たことも聞いたことも無い鳥です。
もし、近くで飛んでいたとしても、
スズメ~~ぐらいにしか見てないでしょうね
それほど、鳥には疎くって申し訳ないです。
散歩のときにちょこっと鳥に巡り合いますが
まったくわかりません。
梢の先っぽにとまってる、シメ(覚えたて)を上手く撮ってはりますね・・・・
記事の中の鳥をそよかぜさんの鳥写真集でおさらいしてきましたが・・・・・・
投稿: わんちゃん | 2009年1月 5日 (月) 18時30分
シメはたぶんわんちゃんの家の近くにも来ることがあると思います。
スズメよりは大きいのですが、慣れないとスズメだと思ってしまうかもしれませんね。
小鳥類は飛び回っているので、水に集まる鳥のようにゆっくり見ることもできませんしね。
でも、だからこそ写真に撮りたくなるんですね。
投稿: そよかぜ | 2009年1月 6日 (火) 00時04分
う~~ん
そう言われてみると、ちょこちょこ鳥にも遭遇しますから、被写体になってもらおうかしら・・・・
でも、鳥って近づくとその分距離をおいて、ちょこちょこっと遠ざかっていきます。
ちょっと根気と勝負ってとこでしょうか?
投稿: わんちゃん | 2009年1月 6日 (火) 20時27分
こんばんは♪
シメ・・・2、3日前に茶の間の前のモミジに
ちょこんと遊びにきてました
地面にも降りて散歩したりしてリラックス
こんな絶好のチャンスにカメラが手元にない!
ずんぐりしてるのが愛嬌ありますネ
投稿: エフ | 2009年1月 6日 (火) 22時19分
わんちゃん、鳥にも個性がありますし、その時の“気分”もありますから、そのつもりで注意していれば、近づくことのできる場合だってありますよ。エフさんの場合のように・・・
エフさん、もしかしたら地面に落ちたモミジの種子を食べに来ていたのではないですか? モミジの種子もシメの好物の1つです。
投稿: そよかぜ | 2009年1月 6日 (火) 22時54分