トモエガモ
トモエガモは東アジアにのみ生息する鳥で、シベリア東部で繁殖し、越冬地の中心は韓国です。 日本にも少数が飛来しますが、日本への飛来地の中心は、本州中部以南の日本海沿岸地域です。
大阪府下への飛来数は少なく、今までの観察例ではオシドリなどあまり人に近づかない鳥のグループと一緒の場合が多かったのですが、この古墳にいた一羽は、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモなどに混じって、人が投げる餌をもらおうとしていました。
餌をもらいに急ぐトモエガモ(けっこう真剣に水をかいています)
しかし、コガモより少し大きい程度の小さな体ですので、なかなかこれらのカモの中に入って餌を奪うということもできない様子でした。 マガモと大きさを比較するために、下の写真を載せておきます。
また、写真の水の色が濁っています。 これは古墳の護岸工事が入っているためで、これもここにいるカモたちにとって少し心配な要素です。
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コメント
先日はきれいなオシドリさん達の遊ぶ姿を拝見させていただきました。
「きれいやなぁ・・・」と、カンシンしてたら
今日のトモエガモも、頭の後ろがトルコブルーのきれいな色で・・・
それで、餌を奪うことはできたのでしょうか?
投稿: わんちゃん | 2009年1月15日 (木) 19時28分
私の見ている時には餌にはありつけなかったようです。でも、餌を与える人はたくさんいて、完全に餌をもらうことを学習しているような態度でしたから、バーっと広く撒いてもらえばありつけるのでしょうね。
人が与える餌に頼りすぎるのも問題でしょうが・・・
投稿: そよかぜ | 2009年1月16日 (金) 00時25分
ちょっと気になりまして・・・
池の鳥たちに餌を与えるお方は
決ってるんでしょうか?
時間とか量とか・・・・
通りかかった人が気まぐれに与えるのでしたら、ちょっと問題がありますね。
投稿: わんちゃん | 2009年1月16日 (金) 11時52分
動物園でも組織的に保護活動をしている地域でもありません。
そこに餌をやると集まってくるカモがいると知っている近所の人たちが、集まって来るのがかわいいと、テキトーに餌をやっているわけで、餌をやる人の人数も日によって違うでしょうね。
投稿: そよかぜ | 2009年1月16日 (金) 20時53分