ヒイラギ
ヒイラギの花が咲いていました。 キンモクセイなどと同じモクセイ科の植物で、花のつくりもよく似ています。
クリスマスが近づくとヒイラギの苗木が売られたりしていますが、クリスマスに使うヒイラギは本来まったく別の植物のヒイラギモチなどであることは昨年書きました。
クリスマスには関係なくても、日本でもヒイラギは昔から魔除けによく使われていました。 特に家の表鬼門(北東)にはヒイラギが植えられていました。 葉の鋭いトゲで鬼が侵入して来れないのでしょうか。
しかし木が老化したり、古い枝では、この葉の鋭いトゲは無くなり、全縁の葉になってしまいます。 下の写真では、左の葉には鋭いトゲがありますが、右上の葉は全縁です。
人間も歳をとると、ヒイラギのように円くなりたいものです。
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コメント
ご近所さんのお庭にヒイラギが・・・・
全然、お花の咲いてない木がありました。
もう1軒は白いちっちゃなお花がいっぱい咲いていました。
さすが、モクセイ科ですね
とても良い匂いがしてました。
棘がとれてま~るくなった葉っぱ、
アッ!見るの忘れました。
投稿: わんちゃん | 2008年12月 4日 (木) 18時15分
ヒイラギも雌雄異株で、写真は雄株だと思います。雌花と雄花はそんなに違わないのですが、雌花の花柱は長くなります。
それに加えて、花のたくさんつく枝とそうでない枝、丸い葉とトゲのある葉など、ヒイラギもいろいろ変化を見せてくれますね。
投稿: そよかぜ | 2008年12月10日 (水) 07時50分