ケヤキの紅葉
しばらくは撮影日から半月ほど遅れた記事が続きますが、ご容赦を・・・
街路樹や公園などに落葉樹を植えると、秋には落葉のために苦情が出ることがあるようですが、季節の変化を楽しむにはやはり落葉樹がいいようで、ケヤキも、樹姿が美しいこともあって、植えられることが多くなりました。
ケヤキはケヤキの紅葉は、それぞれの木の“個性”や夏の天候などで、さまざまに変化します。 ケヤキの自生地は川の側などの水分条件の良い場所で、乾燥すると葉が茶色くなって落ちてしまうのですが、夏に水分不足にならなかった場所では、黄色っぽいもの、赤味の強いもの、褐色のものなど、さまざまな葉の色で私たちを楽しませてくれます。
ケヤキは寿命が長く、大きな木では樹高が30mを超えることもあります。 「けやけし」とは「目立つ」という意味の形容詞で、ケヤキの名前も「けやけき木」に由来すると思われます。 ただし、ケヤキは材も美しいので、目立つのは木の姿なのか材なのかは分かりませんが・・・。
万葉の時代には「槻(つき)」と呼ばれていました。 大阪府の北部にある高槻市には室町時代の頃に高さ20丈もある槻があり、遠くからでもよく目立っていたことが「高槻」の由来になったと伝えられています。
そんなケヤキに比べれば下のケヤキなどは、まだまだ小さなケヤキです。
上の写真は河内長野市の「寺ヶ池公園」のケヤキですが、明日から3回シリーズで、この公園のケヤキの幹にいた虫たちを紹介します。
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コメント
紅葉に当たる陽射しはとても柔らかく優しく感じますが・・・・・
そよかぜさんは樹の種類も見ればすぐ当てる方?
歩いていて、これは何々の樹・・・とか分かると楽しいな、と思うのですが、
さっぱりワカリマセン
ケヤキ、そこらじゅうにあるような気がするのですが、特定できるまでには至っておりません。
葉脈に特徴があるみたいですね?
今日のアスパラ・クラブの川柳コーナーに
”花の名を 忘れるくせに 聞く女”
そしてね、花の名をいっぱい知ってる男って意外とモテるんだなコレが・・・ってね。
投稿: わんちゃん | 2008年12月10日 (水) 16時00分
人事のようですが、私も「柔らかく優しい光」を表現できるデジカメの能力に感心しています。
草も木も普通に生えているものなら、花や実などが無くても、名前は分かります。
ケヤキの葉の具体的な特徴もブログねたになりそうですね。また日を改めて載せることにします。
“くどすぎる 薀蓄傾け きらわれる”
とならないように気をつけます。ハイ。
投稿: そよかぜ | 2008年12月11日 (木) 07時06分