セグロセキレイ
今年やってきたことに白黒つける、というわけでもありませんが、今年の記事の締めくくりは白黒のはっきりしたセグロセキレイにしたいと思います。
写真は堺市のフォレストガーデンにいたセグロセキレイです。 セグロセキレイは水辺の環境に依存していて、畑など乾いた場所での採食行動はあまり見られないのですが、この日は貸農園の畝の間を歩き回っていました。
セグロセキレイは、比較的河川の中流域などを好む傾向があり、河川の下流域など比較的低地を好む傾向のあるハクセキレイや、渓流沿いなどに好んで住むキセキレイとは概ね住み分けています。
しかし、最近はハクセキレイの分布が北から南へと広がってきて、さらにハクセキレイは河川を遠く離れて畑などでも活動し、個体数が増加しています。 そのハクセキレイに押されるように、セグロセキレイの分布が縮小しているようです(「日本野鳥の会」の1980年全国調査)。
この写真は500mmのレフレックスレンズを使って撮りました。 このレンズはずっと昔にフィルム式の一眼レフで使っていたものです。
もちろん昔のレンズですので、手振れ補正は無く、ピントもマニュアルでしか合わせられないのですが、デジカメの撮像素子の感度が上がってシャッタースピードを速くできるようになり、手持ち撮影でもブレる事が少なくなりました。
小さくて軽くていいのですが、今回のような写真では、リング状のボケがゴチャゴチャしすぎます。
でも、これも年末のあわただしい中、全てがまぁるく納まるように、ということで・・・
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