« ツワブキ | トップページ | ヨメナとノコンギク »

2008年11月20日 (木)

アキノノゲシ

Akinonogeshi081115_1

 稲刈りの終わった田に囲まれた道を歩くと、アキノノゲシの淡いクリーム色の花が、柔らかな秋の日差しを受けて、あちこちで優しく咲いていました。
 アキノノゲシは東南アジアの原産で、古くに稲作と共に日本へ渡って来た史前帰化植物だと考えられています。 上の写真の下の方に写っているように葉は細いのですが、じつはレタスの仲間です。
 頭花は、13日のガンクビソウなどとは逆に筒状花は無く、舌状花のみからなります。

Akinonogeshi081115_2

 もう種子をつくっているものもたくさんありました。

Akinonogeshi081115_3

 種子はひどく扁平で、細いくちばしの先に、白い冠毛がついています。

Akinonogeshi081115_4

|

« ツワブキ | トップページ | ヨメナとノコンギク »

草1 合弁花」カテゴリの記事

コメント

史前帰化植物・・・初めて聞きます。
そこまで遡ったら、今の野山は帰化植物と在来種どちらが多いのでしょう?
そよかぜさんのブログはさりげなく専門的なお話をちりばめて書いて下さるので、とても興味深いです。
アキノノゲシ、ノゲシよりも優しい表情のような気がして、あちこちに点在している姿を見ると嬉しくなります。

投稿: ひとえ | 2008年11月20日 (木) 21時36分

新しい帰化植物が見つかると、「○年に最初に△△で見つかった」などと記録されるのですが、そんな記録の無い時代、多くは稲作の伝来とともに帰化した植物を、前川文夫博士は史前帰化植物と呼びました。
帰化植物の多くは、人が作った新しい環境に適応して増えたものですから、人為的な影響の大きい場所では帰化植物は多いのですが、山など自然度の高い場所では、その中で生き抜いてきた在来種との生存競争に負けてしまい、帰化植物はほとんど入って行けません。
このことに関しては、近日中に記事にするつもりです。

投稿: そよかぜ | 2008年11月21日 (金) 00時13分

アキノノゲシ
散歩道にたくさん咲いているのに、名前を知ったのはつい最近でした。
それから注意して見てると、
今頃はほとんど③枚目の写真(銀色にきれいですね)のようになってます。
横目でチラッと見るだけでしたが、もうちょっと顔を近づけてじぃ~っと見てみますね。

投稿: わんちゃん | 2008年11月21日 (金) 15時54分

キク科の種子のつき方もいろいろですが、アキノノゲシの種子のつき方はきれいな球形でかわいいですね。

投稿: そよかぜ | 2008年11月22日 (土) 08時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アキノノゲシ:

« ツワブキ | トップページ | ヨメナとノコンギク »