アメリカミズキンバイ
アメリカミズキンバイ(別名ヒレタゴボウ)の実から種子がこぼれ出始めています。 果実は脈間の薄い部分が破れ、窓が開いたようになります。 果実の中には微小な種子が、ぎっしり詰まっています。
下は、堺市南区畑の、いつも水が流れている水路で育っていたものです。
アメリカミズキンバイは熱帯アメリカ原産の帰化植物です。 50年代に愛媛県の松山市で見つかったのが最初で、現在では関東から九州に分布しています。
「アメリカミズキンバイ」の名前は、熱帯アメリカ原産で、同じアカバナ科のミズキンバイに似ているところからです。 また、「ヒレタゴボウ」は、同じような環境に育つタゴボウ(=チョウジタデ)に似て、茎の角が発達しているところからです。
花は夏から秋、鮮黄色で、群生すると、なかなか美しいものです。 下は今年の10月19日に奈良県の馬見丘陵広域公園で撮ったものです。
果実にはガクが残り、4稜があります。 下は堺市南区岩室の蓮田につながる湿地で写した花と実です。
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コメント
バンザ~イ
ウチの近所ででも咲いていた。
田んぼのイネと同じ場所に、たしかに根に水が浸かるような場所でした。
群生しててきれいでした。
黄色いお花、ミズイロキンバイと教えていただきました。
10月初めの頃・・・・
>果実は脈間の薄い部分が破れ、窓が開いたようになります
ふ~ん、この様子、見に行かなあきませんね。
投稿: わんちゃん | 2008年11月30日 (日) 21時35分
わんちゃんのブログの10月3日の記事に、ちゃんと「アメリカミズキンバイ」という名前で、きれいな花の写真が載っていますよ。
投稿: そよかぜ | 2008年11月30日 (日) 22時41分
スミマセン
ミズイロキンバイ→アメリカミズキンバイ
投稿: わんちゃん | 2008年11月30日 (日) 22時42分