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2008年10月 1日 (水)

セイタカイグチ

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 セイタカイグチはオニイグチ科に分類されます。 似たグループにイグチ科があるのですが、多くはそれよりも少し荒々しい印象を受けるグループです。
 セイタカイグチは、コナラ林などの地上に生えるキノコで(上の写真:堺市南区岩室で撮影)、傘は淡色、柄は赤褐色で粗い網目状の隆起が目立ちます。
 キノコの仲間の本体は菌糸、キノコは胞子を作り、ばらまく生殖用の器官ですが、いわゆるキノコ型のキノコの多くは傘の裏で胞子を作り、飛散させます。
 イグチ科やオニイグチ科のキノコの傘の裏のほとんどは、小さな穴が一面にあいているように見えます(下の写真)。 これは細い管がたくさんくっつきあっているような構造をしているためですが、胞子はこの管の壁面で作られ、写真に写っている孔から散布されます。

Seitakaiguchi001001

 イグチやオニイグチの仲間の多く(全部ではありません!)は食べられるキノコですが、セイタカイグチも食べることができます。 傘の肉は柔らかく、いろんな虫が食べるために潜り込んでいる場合がありますが、柄の肉はしまっていて美味しくいただけます。

 今年の夏の終わりから秋にかけては雨が多く、いろんなキノコがよく見られます。
 キノコは似た種類が多いうえに、同じ種が大きさ、傘の開き方、色など、さまざまに変化しますので、顕微鏡で胞子を観察するなどしないと分類が難しいものも多いのですが、このブログで取り上げるのは、外見で種が決められるものだけにしたいと思います。

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コメント

散歩道にもシメジにソックリのキノコをよく見かけます。
でも、しっかりした知識が無いと食用にとは到底思いません。

食べられるとそよかぜさん、お墨付きの
セイタカイグチ・・・・
どんな食感なのか大いに興味アリ、
バターで炒めるの?
それとも炭火で炙ってポン酢で??

投稿: わんちゃん | 2008年10月 1日 (水) 23時54分

そんなにたくさん採れるキノコではありませんが、一般的にはイグチやオニイグチの仲間は煮ると味がしみ込んで美味しいと言われていますが、いろいろ試してみてください。
私の興味は、むしろ食べるよりもいろんなキノコを見つけて撮る方ですので・・・。

投稿: そよかぜ | 2008年10月 2日 (木) 07時07分

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