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2008年10月 2日 (木)

キクバナイグチ

Kikubanaiguchi070729_1

 昨日に続いてもう一種、オニイグチ科のキノコを・・・ 今日はキクバナイグチ、傘の裏は、昨日のセイタカイグチ同様、胞子の出てくる小さな穴(「管孔」と言います)がたくさん並んでいます(上の写真)。
 キクバナイグチには2種類のタイプがあります。 ひとつは、傘の表面の色はくすんだうすい赤褐色で、大型の鱗片で覆われていて、傘が成長するにつれて傘の表面に亀裂が生じてささくれ立ってくるタイプ(上の写真)で、キクバナイグチの名前はこの様子をキクの花に見立てたものです。
 他のひとつは、赤みが濃く、かさの表面の鱗片は細かくてあまりささくれないタイプです(下の写真)。

Kikubanaiguchi080923_1

 キクバナイグチの特徴のひとつに、傘の周縁の様子があります。 キノコ(=子実体)が若い時は、管孔は被膜で覆われて保護されています。 キクバナイグチでは、傘が広がると、この被膜が破れ、傘の周縁に残って垂れ下がります。 この様子は1枚目の写真でも2枚目の写真でも確認できます。
※ 写真は2枚とも、堺市南区岩室での撮影です。

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コメント

三つのキノコが同じモン(同一種)とはとても思えないです。
ベツモン(違う種類のキノコ)に見えます

食べれるのかそうでないのか?
に、興味がいってしまいます。

投稿: わんちゃん | 2008年10月 2日 (木) 10時56分

> 三つのキノコが同じモン(同一種)とはとても思えないです。
そこがキノコの難しさなのですが、1枚目の写真のキノコの生え際にある小さな子実体の様子が2枚目の写真との橋渡しをしてくれています。

投稿: そよかぜ | 2008年10月 3日 (金) 06時41分

ホンマや 写ってる~~ですね、
よくよく見れば存在感バッチリ

投稿: わんちゃん | 2008年10月 3日 (金) 17時05分

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