キイジョウロウホトトギス・キバナホトトギス
今回は六甲高山植物園で咲いていた黄色いホトトギス2種です。
キイジョウロウホトトギス(上の写真)は、紀伊半島に産するつやのある黄色い花を咲かせるホトトギスです。 花は下向きに垂れ、半開きのままで終わります。 ジョウロウホトトギスに似ていますが、葉はより細くて光沢があります。
上臈(ジョウロウ)とは江戸幕府大奥の職名で、この植物の姿が優雅な貴婦人を連想させるところから、この名がつきました。
山草として人気が高く、乱獲により少なくなってしまいましたが、和歌山県すさみ町には「キイジョウロウホトトギスの里」が作られているようです。
日本には黄色い花をつけるホトトギスが8種知られています。 どの種類も自生地は限られていて希産種なのですが、あちこちで栽培され始めました。
下はキバナホトトギスです。
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コメント
葉っぱを突き抜けてお花が咲いているように
見えるのは錯覚??
投稿: わんちゃん | 2008年10月15日 (水) 01時04分
花は葉を突き抜けてはいません。でも、葉は柄が無く、葉の基部がハート型にへこんで茎を抱いていますので、そのように見えてもしかたがないですね。
投稿: そよかぜ | 2008年10月15日 (水) 06時58分