ダイモンジソウ
ダイモンジソウはユキノシタの仲間(Saxifraga属)です。 花は、ユキノシタやジンジソウなどの花に似ていますが、花弁が細く、上の短い3弁にも模様が全く無く、白色です。 この花弁の様子が「大」の字に似ているところからの名前ですが、「大」の字も、下の2弁がたいへん長いものや、1枚だけ長いものなど、いろんな“癖字”があるようです。 時には色鉛筆で大の字を書くものもあって、園芸品種にされています。
※ 「大」文字草に対する「人」字草はこちら
下は庭などにもよく植えられるユキノシタ。 比較のために載せておきます。 今年の5月18日の撮影です。
昨日の記事でウメバチソウのオシベが動くことを書きました。 ユキノシタのオシベもおもしろい動きをするのですが、そのことはいずれ日を改めて・・・。
| 固定リンク
「草2 離弁花」カテゴリの記事
- ドクダミの花(2014.06.29)
- ヤブニンジン(2014.05.29)
- シロバナマンテマ-ホザキマンテマとの関係について-(2014.05.26)
- ハマダイコン(2014.05.16)
- レンリソウ(2014.05.13)
コメント
大文字をじっと見て、3画めが飛びぬけて長いね、と、思ったら2画目が長いのもあったりして・・・お花の向きで“癖字”も楽しいです。
ユキノシタと並べると小人さんが持ってる
指揮棒のようなオシベがカワイイです。
今にも楽隊の先頭で小人さんが振り回しそう
投稿: わんちゃん | 2008年10月12日 (日) 12時47分
大文字というと京都5山を連想してしまいますが、大きな山ならぬ小人さんというのがわんちゃんらしいですね。
投稿: そよかぜ | 2008年10月12日 (日) 21時56分