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2008年10月22日 (水)

イヌセンボンタケ

Inusenbontake081012_1

 腐った切り株にイヌセンボンタケ('08.10.12.金剛山)。 一つひとつのキノコは小さくても、これだけ群生していると見事です。 傘の周縁には溝線が見られます。
 下は傘が半分なくなっていて内側が見えるキノコの拡大。 ひだは若いうちは白色ですが、これだけ傘が開いてしまうと暗灰色になっています。 傘の表面も柄も白色の微毛に覆われています。
 イヌセンボンタケはヒトヨタケ科ヒトヨタケ属に分類されます。 この仲間の多くは時間が経つとひだが液化するのですが、イヌセンボンタケではこの現象は見られません。

Inusenbontake081012_2

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コメント

イヌだから役に立たない(さくらちゃんコロには悪いけどね)つまり食べれない?センボンだから群生している…と。理解しましたが……

投稿: わんちゃん | 2008年10月23日 (木) 19時39分

私も昨年、好く行く公園内で見つけましたが、かなり見ごたえのあるものでした。物凄い大きな群落(十数平方メートル)もあるようですから、いつの日か出会いたいものですよね。

投稿: タロ | 2008年10月24日 (金) 00時19分

わんちゃん、そのとおりですが、このキノコには毒は無さそうです。でも、そんなに美味しくないし、小さくて箸にもつまみにくいでしょうね。

タロさん、十数平方メートルはスゴイですね。でも、写真の場所も、あまり広く写すと一つひとつのキノコが小さくなりすぎますので、特に密度の高いところを写したもので、写真の数倍の広がりはありましたよ。

投稿: そよかぜ | 2008年10月24日 (金) 05時16分

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