ノアサガオ
まだこの時期になっても、私の自宅付近(大阪府堺市)でも、まだこんなアサガオのような花が咲いています。 しかも昼間も・・・ 数年前から近所のあちこちで花を見るようになりましたが、 じつはこれ、ノアサガオの仲間です。
日本に自生するノアサガオは、伊豆諸島・和歌山以南から熱帯アジア、オーストラリアまで分布する、暖かい地方の植物です。 しかし、私の近所で見るノアサガオは、一つの枝に多数の花をつけることや、花筒が赤くなるなど、日本に自生するノアサガオとは少し違うようです。 園芸店で販売されている苗には、宿根アサガオ、ケープタウンアサガオ、琉球アサガオ、オーシャンブルー、クリスタルブルーなど、いろんな名前がつけられているようです。 地名がついている名前もありますが、それが原産地であるのかは疑わしいでしょう。 たぶんどこかの野生種を元に園芸的に改良が加えられているのだと思います。
いずれにしても、日本に自生するノアサガオにちかいものですから、温度が高くならないと成長を開始せず、十分成長して花を咲かせ始めるのは夏の終わりになってから、ということになってしまいます。
このノアサガオは、宿根草で、普通は結実しません。 繁殖は挿し木で行います。 性質は強健で、耐寒性もかなりありそうです。
(以下、11月18日追記)
さすがのノアサガオも、この時期になると元気が無くなってきているようです。 寒くなってくると赤みが増してきているような気がします。
ところで、長崎のエフさんに自生のノアサガオと栽培されているリュウキュウアサガオとの比較観察をしていただきました。 結果はこちらからどうぞ。
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