クルマバッタモドキ
近所に車1台がギリギリ通れる地道があり、草がまばらに生えています。 そこにクルマバッタモドキがいました。 クルマバッタモドキは、そんな荒れ地的な草丈の低い場所や海岸の砂地などで見られるバッタです。
ここにいたのは褐色型だけでしたが、個体数は少ないものの、緑色型もいるようです。 胸部背面に、1対の「く」の字形の白い模様があり、上から見ると「X」の形に見えます。 名前の元になっているクルマバッタと比較すると、一見クルマバッタの褐色型に似ていますが、複眼付近の模様はかなり違いますし、クルマバッタの背中が丸く盛り上がっているのに対し、クルマバッタモドキのほうはそんなに盛り上がらずに、ほぼ真っすぐです。 クルマバッタの顎が青みを持っているのに対し、クルマバッタモドキの顎は体色と同じであることも区別点になります。
飛ぶとクルマバッタ同様、後翅の中央部に半円状の帯状の模様が見えるのですが、クルマバッタより淡い色をしています。
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コメント
>飛ぶとクルマバッタ同様、後翅の中央部に半円状の帯状の模様が見えるのですが、
konotennga niteirutoiudakedesuyone?
dousenara sirokunojiXbatta to meimeisureba? iikana?tomo
投稿: wanchan | 2008年9月 5日 (金) 14時16分
翅をたたんで静止しているときにいちばん目立つ前翅の模様もよく似ていますよ。
それに小さなバッタのこと、近づいてよく見る前に飛ばれてしまい、何と言ってもいちばん目立つのは飛んだときの半円状の黒い帯模様ですからね。
投稿: そよかぜ | 2008年9月 6日 (土) 08時55分