« ヒガンバナ② | トップページ | セトウチホトトギス »

2008年9月27日 (土)

ツルニンジン

Turuninjin080907_1

 ツルニンジンの「ニンジン」も、ツリガネニンジン同様、根が朝鮮人参(高麗人参)に似ているところからです。 単に姿が似ているだけではなく、朝鮮人参はウコギ科、ツルニンジンはキキョウ科で、薬効成分も違うはずなのですが、朝鮮人参の本場韓国でもツルニンジン(韓国朝鮮語でトゥッドゥ)の人気が上がっているようです。
 花の中を覗くと、オシベは5本、メシベの柱頭は大きく膨れ、3裂しています。 子房の膨らみの周囲にあるのは蜜腺でしょうか(下の写真)。

Turuninjin080907_2

|

« ヒガンバナ② | トップページ | セトウチホトトギス »

草1 合弁花」カテゴリの記事

コメント

俯いて咲くお花は、み~んなカワイイです。

根っこばかりが注目されてますが、
意外と、つる先と葉っぱは塩ゆでして水にさらしたのち、和え物、油いため、汁の実などに、花はゆでで酢の物に・・・・・

どこに生えていましたか?
今夜の一品に、と思いましたが
少ない山菜なので、むだどりしないように!
との注意書きが・・・・・

投稿: わんちゃん | 2008年9月27日 (土) 07時36分

ツルニンジンは私がよく行く近所(堺市南区岩室)や槇尾山や金剛山など、いろんなところにありますし、宿根草ですので毎年同じ場所で花を見ることができるのですが、いずれの場所も1株ずつで、たしかにたくさんの株が集まっている場所は見たことがありません。そんな場所では根が掘り取られてしまうのかもしれません。

投稿: そよかぜ | 2008年9月28日 (日) 08時20分

一昨日の山路では、ツルリンドウが至るところで咲いていて、ツルニンジンもそこここにあり、足取り軽く歩けました。
ツルニンジンは宿根なのですね~。50個くらい蕾をつけた株に出会ったのですが、古株なのでしょうね。

投稿: ひとえ | 2008年9月29日 (月) 21時52分

こんばんは♪
この花をはじめてみた時嬉しくて鼻を近づけて匂いを嗅ぐと・・・
がっかりする香りでした
俯き加減に咲く花は愛らしいですが香りもよいとは限りませんね
緑色の蕾も可愛い。

投稿: エフ | 2008年9月29日 (月) 22時21分

ひとえさん、50個くらいの蕾とは多いですね。きっと大きな根があるのでしょうね。

エフさん、ツルニンジンの花のにおいは私も知っていますが、きっとこのにおいを好む虫がいると思いますよ。

投稿: そよかぜ | 2008年9月30日 (火) 07時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ツルニンジン:

« ヒガンバナ② | トップページ | セトウチホトトギス »