写真は堺市南区畑の林縁で見かけたセトウチホトトギスです。 セトウチホトトギスは瀬戸内海を囲む近畿から中国地方及び四国に至る地域に分布しています。
日本にはホトトギス属の植物は13種類分布しています。 セトウチホトトギスは、茎頂近くに枝を分けて花をつけるなど、全体の様子はヤマホトトギスに似ていますが、毛が多く、花被はヤマホトトギスのようには反り返らず、ほぼ平開します。
花被が平開する点では花の形はヤマジノホトトギスに似ているのですが、ヤマジノホトトギスでは花糸に斑点の模様はありません。 また、花被片の基部は、ヤマジノホトトギスでは黒紫色ですが、セトウチホトトギスでは黄色になっています。
コメント
知っているホトトギスは、
少しユリに似た咲き方をしてます。
意外です、平開っていうのですか、
こういう咲き方、斑点は似てるのに
全く正反対の咲き方ですね。
(特に二枚目の写真で)
投稿: わんちゃん | 2008年9月28日 (日) 22時01分
わんちゃんの知っているホトトギスは、よく栽培もされている和名「ホトトギス」というホトトギスだと思います。
投稿: そよかぜ | 2008年9月29日 (月) 06時26分