オオムラサキ
日本の国蝶オオムラサキです。 オスの翅の表は光沢のある青紫色で美しいのですが、写真は残念ながらメスです。 メスはオスより一回り大きいのですが、翅の表はこげ茶色です。 樹液の出ている所から動こうとはしませんでした。 神戸市立森林植物園での撮影です。
写真の蝶に出会う少し手前で、低い所にとまっているオオムラサキに気づかずに近づき、飛んで逃げられました。 体をかすめて飛んだオオムラサキは鳥のように力強く羽ばたき、速い速度で高い梢に向かい、そこにピタッととまりました。
オオムラサキの成虫は年に1回、6~7月に発生するだけです。 この日に見たオオムラサキも、写真のように既に翅に傷みが見られます。
※ いろいろなオオムラサキ
オオムラサキという、雑種起源の園芸種と考えられているツツジがあります。 また、オオムラサキシキブというムラサキシキブの変種がありますが、こちらは神戸市立森林植物園にもありました。
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コメント
すぐそばに、ほら!もう一匹、
そしてそのそばに、緑色のカナブン??も。
樹液の出ているところは昆虫たちのお食事処
>写真は残念ながらメスです
メスがゴメンナサイと・・・・・
投稿: わんちゃん | 2008年8月10日 (日) 18時10分
もう1頭の蝶はルリタテハかな、と思いますが、高い所でこちらを向いたままなので、確かめようもありません。
甲虫もアオカナブンのような気もしますが、この高さでは・・・
>> 写真は残念ながらメスです
> メスがゴメンナサイと・・・・・
あくまでもオスの美しい色を見ることができなかったということですからね。
「オオムラサキ」の名前も、オスの色から来ているのですから。
投稿: そよかぜ | 2008年8月10日 (日) 18時37分