オオハキリバチ
8月2日にヤナギハナガサの花に来ているハチの中で、いちばん数が多かったのが、このオオハキリバチでした。 日本に50種ほどいるハキリバチの仲間のうちでは、一番大きいハチです。 胸部と第一腹背板に黄色い毛が密生しています。 翅は黒褐色で、基部は透明です。 頭が大きく大きな大顎を持っており、もちろん護身用の毒針も持っていますが、おとなしいハチで、人を襲うことはありません。 7月頃から10月頃まで観察できます。
オオハキリバチは、ハキリバチの仲間ではありますが、葉を切ることはあまり無く、竹筒などに作られる幼虫を育てる巣の仕切り壁は、松ヤニを集めて作られます。
同じ所に来ていた下もハキリバチ科でしょう。 しかし写真はこれしか撮れていないので、種名はペンディングとしておきます。
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コメント
ハチ君の体のどっかには毛が・・・
これって花粉を運ぶのにも一役?
投稿: わんちゃん | 2008年8月 8日 (金) 14時14分
ミツバチなどは花粉団子を後脚にくっつけて運びますが、他のハナバチやハキリバチなどは体に付いた花粉をどうしているのか、これはその視点で観察ですね。
投稿: そよかぜ | 2008年8月 9日 (土) 01時23分