ハラビロトンボ
泉北NT近郊の水辺シリーズ、本日はトンボの仲間、ハラビロトンボです。
ハラビロトンボは、平地や丘陵地の、水生植物の多い池や湿地で見られるトンボです。 どのトンボも幼虫(ヤゴ)は水中で生活しますが、ハラビロトンボは成虫になっても、発生地からはあまり遠くまで行ってしまわないようです。
名前のとおり、腹部の幅が広いトンボですが、特にメスの腹部は幅広く、黄色と黒色とのまだら模様になっています(下の写真)
メス
上と同じ個体の顔のアップ
オスは、メスほどには腹部の幅が広くありません。 最初はメスに似た黄色い体色ですが、成熟していくにつれて黒く変化し、真っ黒い時期を経て、青い粉がふき出してきます。 青く輝く前額が美しいトンボです。
褐色のオス 6月1日の撮影です。
上の個体の顔のアップ
黒から青に変化しつつあるオス ほんの一部に褐色が残っています。
※ 3枚目の写真を除いて、写真をクリックすると拡大します。
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コメント
おとなしいトンボちゃんだったのね、
あっちから撮っても、こっちから撮っても
じぃ~っとしてて「どっからでも、ど~ぞ」
ウチの近所でもトンボ飛び交ってますが
元気元気でなかなかじぃ~っとしてくれません。
「ところで、お眼眼は?」なんて聞くのはやめときます。
投稿: わんちゃん | 2008年7月 4日 (金) 16時23分
なかなか近寄らせてくれないのはハラビロトンボも同じです。写真のハラビロトンボはどれも飛び出す準備をして身構えています。
飛ぶスピードも速いし空中で餌を捉えることのできるトンボは複眼が発達しています。横や上から見ると、顔の大部分が複眼ですね。
投稿: そよかぜ | 2008年7月 5日 (土) 01時08分
ありがとう~
そよかぜさんが優しくヒントを出してくれたので、なんとなく解りました。
投稿: わんちゃん | 2008年7月 5日 (土) 08時24分