ドクガ
昨年の10月16日のこのブログでチャドクガについて書きましたが、今回は正真正銘のドクガです。 前翅の先端に近いところの黒い斑点は、1対のこともあります。
ドクガの2齢以降の幼虫は鋭い毒毛を持ち、成虫や蛹に毒毛は生えていません、繭の表面にも成虫のメスの尾毛にも幼虫の毒毛が付着していますので、触れると毒毛による被害を受けることになってしまいます。 このあたりのことは、チャドクガとほとんど同じです。
このように、幼虫も繭も成虫も人間に被害をもたらすわけで、嫌われても当然という気もしますが、成虫は何も食べずにいると聞くと、同情心も沸いてきます。
成虫は6月~8月に見ることができます。 幼虫はカキ、サクラ、コナラ、イタドリなど、いろんな植物の葉を食べて育ちます。
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コメント
毛虫がそのマンマ成虫になったような・・・
でも、目立ちますよね、ずいぶんと、
色とか姿とか、
でも、平気なんですよね毒を持っているから
強いモンですね。
翅の真ん中の模様が私には、なんだか機密暗号文に思えます。
でも、機密暗号文を入れる時にかぶれたりして・・・・
投稿: わんちゃん | 2008年6月26日 (木) 10時20分
> でも、平気なんですよね毒を持っているから
全く逃げようともしないので、撮影は楽ですよ。
投稿: そよかぜ | 2008年6月27日 (金) 00時22分