シライトソウ
河内長野市滝畑の近く、横谷の道の側の木陰になっている斜面にシライトソウが咲いていました。
まるで白い試験管ブラシのような部分は、たくさんの花の集まり。 下はその部分の拡大です。
ひとつの花は、花被片6枚のうちの2枚が退化して小さくなっているか消失しています。 写真ではこの2枚は見えていません。 「シライトソウ」の名前は、もちろんこの細長い花被片を白い糸に見立てたものです。
オシベは6本。 写真の花では、まだ花粉は出していません。 メシベもオシベ6本の中央にあるのですが、小さくて、写真ではよく分かりません。
シライトソウはユリ科に分類されているのですが、これだけたくさんの花が集まり、花被片が細長くなると、ユリ科だとは思えませんね。
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コメント
夏の終わり頃、ツルボの群生地に出会います
ピンクです。
その花が、なんとなくこのはなに似ているような気がします。
その花もユリ科なんです。
ユリ科と言うと、百合を連想しますが、お花っていろいろですね・・・
投稿: わんちゃん | 2008年5月25日 (日) 23時15分
花ひとつを比較すると、花被片の数、オシベの数、メシベの様子など、たしかに共通点が多いのですが、大きな花ひとつと小さな花がたくさん集まったものでは、かなり印象が違いますね。
投稿: そよかぜ | 2008年5月26日 (月) 07時06分
おはようございます♪
試験管ブラシまさにその形
柄が長い~
ユーモラスですが優雅な雰囲気も持ってますね
左手前のマダラ模様の葉は何でしょう
思い浮かぶのはホトトギスですがさて?
投稿: エフ | 2008年5月28日 (水) 10時41分
シライトソウは清楚で優雅な花です。
薄暗い木陰に咲くので、いっそう人目をひきつけます。
左手前の葉はホトトギスの仲間でしょうね。何ホトトギスかは分かりませんが・・・
投稿: そよかぜ | 2008年5月29日 (木) 06時52分