« フタオビヒメハナカミキリ | トップページ | シラオビシデムシモドキ »

2008年5月20日 (火)

ツルキンバイ

Turukinbai080517_1

 ツルキンバイは、関東地方以西の山中の木陰に生える多年草です。 金剛山では山頂付近にたくさん咲いていて、明るい黄色はよく目立ちます。
 ツルキンバイはバラ科のキジムシロ属です。 この仲間には似た花が多いのですが、葉の様子など、少しずつ違います。
 下は花のアップ。 花弁の蜜標がチャーミング。 たくさんのオシベにたくさんのメシベ、赤っぽい蜜腺もアクセントになっています。

Turukinbai080517_2

 花を横から撮ると、ガクと副ガクがあるのが分かります(下の写真)。 この仲間の特徴です。

Turukinbai080517_3

|

« フタオビヒメハナカミキリ | トップページ | シラオビシデムシモドキ »

草2 離弁花」カテゴリの記事

コメント

お花のアップをもうひとつアップにすると
スゴイ迫力。

ホンマその通りやなぁと思いながら眺めております。

投稿: わんちゃん | 2008年5月20日 (火) 16時50分

この蜜腺、よく目立つのに、どうしたわけか、手持ちの保育社の検索入門野草図鑑にも原色日本植物図鑑にも全く触れられていません。他の図鑑はどうなのか、調べてみたいと思っています。

投稿: そよかぜ | 2008年5月20日 (火) 23時43分

図鑑にも載っていないことに眼がいくなんてスゴイ!
何でも、興味と??から始まるんですよね。

ところで、この二種類の植物図鑑は調べやすいですか?
お花の名前が解っていないと検索できないのでしょうね?

投稿: わんちゃん | 2008年5月21日 (水) 15時34分

検索入門野草図鑑は全8巻で、「入門」とあるように、分類とは関係なく葉や花の様子から検索して植物の名前が分かるようになっています。ただし樹木は載っていません。
保育社の原色日本植物図鑑は分類順に配列されていて、草本編3冊、木本編2冊からなっています。ただし帰化植物は載っていません。また、これとほぼ同じ構成で、平凡社から写真を中心とした『日本の野生植物』シリーズが出版されています。

投稿: そよかぜ | 2008年5月22日 (木) 00時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ツルキンバイ:

« フタオビヒメハナカミキリ | トップページ | シラオビシデムシモドキ »