ササバギンラン
堺市の鉢ヶ峯に広大な公園墓地があるのですが、その斜面にササバギンラン(笹葉銀蘭)が咲いていました。 草刈りされた斜面の半日陰で、ササバギンランにとっては良い環境なのでしょう、たくさんの花をつけています。
ご先祖様へのお供えという気持ちが働くのでしょうか、通路のすぐ傍でこんな植物が採られずに残っているのを見ると、うれしくなります。 野草は野にあるのがいちばん。 そんな野草を独り占めにしないで多くの人たちが楽しめるようにと、心のゆとりを持った人たちが増えると、気持ちのいい世の中になるのでしょうね。
ササバギンランに似た植物にギンランがあるのですが、ギンランの包葉がどれも1~3cmと短いのに対し、ササバギンランでは最下の1~2の花の包葉が長くて葉状になるのが、いい区別点です。
下はギンランに対してキンラン。 やはりギンランの仲間( Cephalanthera属)ですが、この仲間の花は、慎み深いのか、花が大きく開くことがありません。
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コメント
やっぱり一枚目の写真が好きですね、
お花全体が写せてて、背景ボケがステキです。
そよかぜさんのお花に対する思いやり
そっと覗かせていただきました。
「手に取るな やはり野におけ 蓮華草」
投稿: わんちゃん | 2008年5月13日 (火) 23時36分
この植物、1枚目の写真の下は、まだまだ続きます。
植物全体を写すと、あまりにもひょろ長くなりすぎて・・・
投稿: そよかぜ | 2008年5月14日 (水) 07時10分
今朝起きると 体が自然と キンランの方に
なかなか見つかりません
考え直して 南向きの場所
これが正解でした
キンランが二株見つかりましたが
そよ風さんのものとは少し違うようでした
ギンランは去年「あまの街道」に出て話題になりましたが すぐに姿を消しました
投稿: tumuamsi | 2008年5月14日 (水) 13時50分
ギンランは公園墓地で撮ったものですが、キンランは別の場所です。公園墓地にもあったのですね。気がつきませんでした。
投稿: そよかぜ | 2008年5月15日 (木) 07時07分