ヒメウズ
径5mm足らずの小さな花ですが、これもキンポウゲ科。 やはりガクが発達しています。 下の花の拡大で、白い5枚はガク、その内側の黄色い5枚が花弁です。 花弁の基部は少し膨れて、小さな距(きょ)になっています。
「ヒメウズ」の「ウズ」は「烏頭」で、これはトリカブトの中国名です。 トリカブトもキンポウゲ科には違いありませんが、花を見ていると、あまり似ている気はしません。 むしろキンポウゲ科のオダマキに似ていると思います。 でも、果実(袋果)はトリカブトの果実によく似ています。 もっとも大きさは全く違いますが・・・ また、烏頭は漢方薬として有名ですが、ヒメウズの根塊も、天葵子(てんきし)という名前で漢方で使われています。
| 固定リンク
「草2 離弁花」カテゴリの記事
- ドクダミの花(2014.06.29)
- ヤブニンジン(2014.05.29)
- シロバナマンテマ-ホザキマンテマとの関係について-(2014.05.26)
- ハマダイコン(2014.05.16)
- レンリソウ(2014.05.13)
コメント
ミズゴケがそのまま入ってて、使ってない植木鉢にヒョロヒョロっとのびているお花
まだつぼみですがひょっとして・・・・
「何ちゅう名前なんやろ?」と思ってました
葉っぱがソックリで、お花も白でちっちゃいのです。早く咲かないかなぁ・・・・
投稿: わんちゃん | 2008年4月17日 (木) 17時31分
陽がよくあたって大きく開いて5mm程度の花ですから、その「白でちっちゃい」状態で、もう既に咲いているんじゃないですか?
投稿: そよかぜ | 2008年4月18日 (金) 01時20分