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2008年4月 2日 (水)

コガネネコノメソウ

 ネコノメソウの仲間には、たくさんの種類があります。 いずれも小さな花ですが、春に咲く、かわいい花です。
 よく見られるネコノメソウの仲間には、ネコノメソウやヤマネコノメソウがありますが、今回はそれらより少し珍しい、岩湧山のふもとで撮ったネコノメソウの仲間を、3種連続で取り上げてみます。

Koganeneconome080329_3

 まず今日はコガネネコノメソウ、鮮やかな黄色の花です。 オシベは8本、葉は対生です。
 ネコノメソウの仲間の花も、花弁のように見えるのはガクで、遅くまで散らずに残ります。

 上の写真を見ていると、おもしろい事に気づきます。 オシベが一斉に花粉を出すのではなく、少しずつ時期をずらして花粉を出しているようです。 写真をよく見ると、1つの花の中に、もう既に花粉を出しつくして枯れかけようとしているおしべもあれば、まだ全く花粉を出していないオシベも見られます。 小さな花が、できるだけ長く花粉を出し続けようと工夫しているのでしょうか。
 ほぼ向かい合わせに咲いている2つの花のそれぞれで、早く花粉を出し始めたと思われる順に番号を付けてみたのが下です。 若い番号のオシベでは既に花粉を出しつくしています。

Koganeneconome080329_1

 番号を追いかけてみてください。 一定のルールがあるようです。 「3or4」のオシベについては、私にはこちらが3だろうと思っているオシベがあるのですが、まだ勝手な思い込みの可能性がありますので、書くことは控えます。
 6はどのオシベでしょうか? そして、この順序は何が原因で決まるのでしょうか? 答を求めてまた撮りに行くべきなのでしょうが、行きたいところがいっぱいあって・・・

 ネコノメソウの名前は、ネコノメソウの裂開した果実が猫の目のように見えるところからですが、このコガネネコノメソウの果実の時期には少し早いようです。

Koganeneconome080329_2

 ここのところ、このブログは花ばかりが続いています。 鳥や虫を期待して見ていただいている方、ゴメンナサイ。 でも、この時期、春の訪れと共にいろんな植物が変化をはじめ、次から次へと花を咲かせています。
 植物が葉を広げ、花を咲かせ始めると、その柔かい葉を食べる虫たちや花を訪れる虫たちが目立ち始め、次にその虫たちを餌にしながら子育てに励む鳥たちが目立ってくる・・・ 自然界にはリズムがありますので・・・

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草2 離弁花」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
コガネネコノメソウはまだ見たことがない花です。とても可愛らしいですね。ネコノメソウの仲間達はいろいろ楽しませてくれます。

投稿: 多摩NTの住人 | 2008年4月 2日 (水) 22時02分

コガネネコノメソウは、ネコノメソウの仲間のうちでも、特にかわいく美しい花のように思います。

コメントをいただいた後に、大幅に記事を追加してしまいました。スミマセン。

投稿: そよかぜ | 2008年4月 3日 (木) 01時15分

カワイイ黄色いお花ですね。
とても小さなお花なんでしょうね、
二つ、三つ、四つと寄り添って咲いているのがまたまた、カワイイ!!

読む者に対してのお気遣いありがとさんです。
お花、虫ちゃん、鳥たちの自然界の成り立ち
ナルホドの世界です。
教えていただいて改めてフムフムです。

投稿: わんちゃん | 2008年4月 3日 (木) 07時33分

> とても小さなお花なんでしょうね

花の大きさは3~5mmwですが、葉も小さいので、とても小さい植物の印象を与えます。それだけにかわいい花ですね。

投稿: そよかぜ | 2008年4月 3日 (木) 23時30分

おはようございます♪
ネコノメソウ小さい花ですね
こんな小さな花を見ると熱心に観察して違いを見つけて
名前をつけた人たちのことを考えてしまいます
花粉が出てるか出てないか気づくくらいの繊細さがないと
違いは見分けられないですね
ルーペやカメラの性能だけじゃない観察力
身につけたいです

投稿: エフ | 2008年4月 4日 (金) 08時46分

一方で、例えば犬のように、大きさもスタイルもあれだけ違っても、みんな同じ「イヌ」という種なんですから、分類は難しいですね。

投稿: そよかぜ | 2008年4月 5日 (土) 00時46分

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