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2008年3月22日 (土)

ユキワリイチゲ

Yukiwariichige080322_1

     (写真は2枚ともクリックで拡大できます)

 早春の花を求めて岩湧山のふもとにある岩湧寺周辺を散策しました。 ユキワリイチゲがちょうど見ごろ。 薄く紫色を帯びた白い清楚な花を楽しめました。
 ユキワリイチゲは秋に葉を出し、3月に花を開いて初夏には地上部は枯れてしまいます。 学名は Anemone keiskeana、イチリンソウニリンソウと同じAnemone属です。 ですから、やはり花弁のように見えるのはガクで、花弁は退化してありません。
 イチゲの仲間の分布は、アズマイチゲはほぼ日本全国に分布しますが、キクザキイチゲが日本の北東部に、ユキワリイチゲは日本の南西部に分布します。 ユキワリイチゲを漢字で書くと「雪割一華」ですが、少なくとも大阪府では雪を割って咲くイメージはありません。 日本海側の雪の多いところでは雪とユキワリイチゲの風景が見られるのでしょうか?

Yukiwariichige080322_2

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コメント

キュッと、胸が締め付けられるような思いがしました。
それは、この清楚で可憐なユキワリイチゲが若かりしころ、片思いで終わった初恋を思い出させてくれました。

投稿: わんちゃん | 2008年3月22日 (土) 20時55分

ユキワリイチゲとわんちゃんの片思いがどうつながるのか、興味津々。でもこのコメントで公開はできないですよね。

投稿: そよかぜ | 2008年3月23日 (日) 15時27分

こんばんは♪
エフもきゅんとならないかと思って花を拡大してみました
・・・・変化なし
片思いが多すぎる?!
初恋のような無垢な香りを感じました
実際の香りはあるんでしょうか?


投稿: エフ | 2008年3月23日 (日) 22時17分

 はつ恋はうす紫のいろに似て
ですか?

香りの方はあまり感じませんでした。
これらの仲間はどちらかというと花粉の多さで虫をひきつけるのだと思います。

投稿: そよかぜ | 2008年3月23日 (日) 22時42分

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