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2008年3月29日 (土)

コイのおしくらまんじゅう

 今日、ニサンザイ古墳を見てきました。 たくさんいたオシドリたちカモ類は、そのほとんどが既に旅立ち、堀は寂しくなっていました。 残っているカモたちは、コガモ数十羽に、ホシハジロが1羽、オシドリ1番と、あとは渡りをしないカルガモだけ。 オシドリ夫婦は旅立ちの準備でしょうか、古墳の周囲をさかんに飛び回っていました。
 そんな堀で波立っているところがあります。 見ていると時々魚の口が見え、口にはヒゲがありますので、コイでしょう。 10匹ほどが集まっておしくらまんじゅうをしているようでした。 このような“コイのおしくらまんじゅう”は、堀の数箇所で行われていました。

Koi080329_1

 古墳の堀には浅瀬がありません。 正確に言うと、ニサンザイ古墳の堀には普段は浅いところがあるのですが、今は水が抜かれていて水面が低くなってその場所は干上がっています。
 コイの産卵行動は「のっこみ」として知られています。 つまり、集団で浅瀬に来てバシャバシャやるのですが、このように浅い所の無い堀では、水面近くでのっこみに代わる産卵行動をしていたのでしょうか?

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コメント

池のお水も少しは温かくなったのでしょうか?
それで、コイさん産卵行動?
「のっこみ」って初めて聞きました。
お魚のことよく知ってる人ならみんな知ってるのかな?

投稿: わんちゃん | 2008年3月30日 (日) 00時41分

コイに限らず、魚が産卵のために浅瀬に集団で来ることを「のっこみ」と言っています。「乗り込み」からの転化でしょうね。
ニサンザイ古墳はカイツブリなども熱心に潜っていますので、きっと小魚もたくさんいるのでしょうね。

投稿: そよかぜ | 2008年3月30日 (日) 11時10分

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