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2008年3月24日 (月)

クイナ

Kuina080322_1

 私の家から歩いて1時間あまり、大阪府河内長野市の堺市に接するあたりにクイナがいます。 少し大きさの違う2羽が、少なくともここ数週間はほとんど同じ場所にいます。 この2羽が、親子なのか、雌雄なのかは分かりません。 “赤の他人”の可能性だって十分あります。 というのは、同じ茂みに、現在この2羽の他に、ヒクイナ(明日書く予定です)とバンも一羽ずついるからです。 ちょうどいい隠れ家に雑居しているようです。
 とにかく隠れ上手。 私もこの場所を教えていただけなれれば、たぶん永久に気がつかないでしょう。 かなり人に馴れていて、植物の陰などにいると人が近づいてもわりあい平気なのですが、全身が見えるところで人の気配を感じると、走って物陰に入ります。 飛ぶ力は弱いのか、飛ぶのを見たことはありません。
 繁殖は東北地方北部から北海道で行いますが、近年では、栃木県、愛知県、尾瀬でも繁殖が記録されているようです。 北海道や本州北部では夏鳥として、本州中部以南では留鳥または冬鳥といわれています。
 しかし、上で書いたように、警戒心が強く、人の近づきにくい湿地で暮らすことが多いため、クイナについてはまだよく分かっていないことが多いようです。
 近くの農作業をしている人は、「ここのクイナは1年中いる」と言っていますし、最初に書いた2羽が親子だったとしたら、ここで繁殖している可能性もあります。
 親子かもしれない2羽は警戒心が全く違います。 ひょっとしたら子供を隠して親が敵を欺くためにあえて目立っているなどのことも考えられます。
 もっともこの農作業をしている人の話は、あまり信用していません。 クイナもヒクイナもバン(幼鳥は褐色)も同じように見ている可能性があるからです(私に1年中いると教えてくれた方、もしこのブログを見ていただいていたら、ゴメンナサイ)。 とにかく、夏になったらいなくなるのか、要チェックですが、姿が見えなくなったからいなくなったと言えないところがつらいところです。 それほど隠れ上手です。
 半夜行性と言われていますが、これもいつ見ても、物陰に隠れながらですが、餌を探していますので、少し疑問に思っています。 でも昼間でも探すのが困難なのに、夜の観察は無理でしょうね。

Kuina080322_2

 下は岸に上がったクイナ。 水の所からは2mほど離れています。 ヒクイナと違ってクイナはかなり水から離れることもあるようです。

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コメント

クイナ見られましたね
私が先日見に行きますと 親と子(少し大きいものと一回り小さいもの)計三匹目撃しました

「ヒクンナでは」とのコメントを頂いておりますが 子だけを見るとそうかな後も思ったりしますが

親は確かにクイナですよね

投稿: tumumasi | 2008年3月24日 (月) 11時39分

お互い、口コミのネットってすごいですね。
ありがたいですねぇ・・・

「アッ!!居る居る!そやそや、あの人にも教えたげよ・・・」

ましてやクイナのような見つけにくい鳥ならなおさらのこと。
良かったね、そよかぜさん!!

投稿: わんちゃん | 2008年3月24日 (月) 14時25分

tumumasiさんへ
明日載せる写真を見ていただくと、やはり1羽はヒクイナでしょう。2羽のクイナも親子かどうかは疑ってみるほうがいいと思います。

わんちゃんへ
ほんとうに便利な世の中になったものですね。

投稿: そよかぜ | 2008年3月25日 (火) 00時31分

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