スズメ
人の住んでいるところにしかいないスズメですが、いつも人からある程度の距離を置いていて、カメラを向けるとすぐに飛ばれてしまい、かなりの望遠レンズを使わないと、なかなかいい写真が撮れません。
スズメはいつも身近にいて移動しないように思われがちですが、幼鳥の標識調査では、新潟県から神奈川県や静岡県、愛知県に移動した個体がいることが明らかになっています。 成鳥になると定着性が高くなりますが、幼鳥はかなり移動するようです。
数年前、夏の長居公園で、砂浴びをしているスズメと水浴びをしているスズメを見たことがあります。 砂浴びも水浴びも寄生虫などを落とすためにするもので、砂浴びをする鳥も水浴びをする鳥もいるのですが、両方する鳥は珍しいようです。
このように身近な鳥も、意外と知られていない面もあるようです。
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コメント
スズメやスズメや・・・・
聞くとスズメも奥が深いものですね。
幼鳥時分には移動性、成鳥になると定着性
って、私にはフシギに思います。
投稿: わんちゃん | 2008年3月 5日 (水) 12時59分
若者は既成の社会から飛び出そうとするもの。未知の世界に出かけようとするのはスズメも人間も同じかもしれませんよ。
それが年をとると現状を肯定して変化を望まなくなるんですね。
投稿: そよかぜ | 2008年3月 5日 (水) 23時03分