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2008年2月 7日 (木)

ツマムラサキマダラ

 伊丹市昆虫館の蝶を連続で紹介しているシリーズの4日目です。 今日は昨日のリュウキュウムラサキと色も雰囲気もよく似たツマムラサキマダラです。
 ツマムラサキマダラは、台湾、中国南部、フィリピン、東南アジア、インドなどに分布し、この蝶も近年になって沖縄に定着しました。 幼虫の食草はガジュマルやオオイタビなどのFicus属の植物です。
 ツマムラサキマダラはオスとメスで翅の模様が違います。 特に後翅で違いがはっきりしていて、翅の表も裏も、メスで白紋が発達し、線状になっています。

Tumamurasaki080202_1

   オス

Tumamurasaki080202_2

   オスの翅の裏

Tumamurasaki080202_3

   メスの翅の裏

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昆虫05 チョウ」カテゴリの記事

コメント

アタマから胴体まで、白紋模様、オシャレ。

台湾、中国南部、フィリピン、東南アジア、インドに行って、こんなきれいな蝶がたくさん飛び交っているところを見てみたい。

そんなユメでも見れたらいいな・・・・

投稿: わんちゃん | 2008年2月 7日 (木) 22時33分

アタマから胴体までの白紋模様のことは近日中に書きます。
このチョウはそんなに群でいることは無いと思います。
「胡蝶の夢」というのがありましたね。

投稿: そよかぜ | 2008年2月 8日 (金) 00時24分

「胡蝶の夢」ですか?
夢の中で蝶々と遊ぶお話ですか?
それとも、夢の中で自分が蝶々になるって、
お話でしょうか?

投稿: わんちゃん | 2008年2月10日 (日) 17時36分

「胡蝶の夢」というのは、荘子の思想を表すお話です。
荘周という人物が蝶としておおいに楽しんだところで夢が覚め、考えるわけです。自分は夢の中で蝶になったのか、それとも自分は蝶で、夢のなかで今人間になっているのか、と。
自分も夢の中の自分も自分、どちらも本当の自分だし、大きな流転のなかではどちらが現実かわからなくなるというわけですね。

投稿: そよかぜ | 2008年2月11日 (月) 01時55分

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