田起こし
今の時期、田では「田起こし」が行われています。 田起こしは、稲刈りの後に残った株や藁などを土中に戻して発酵させるために行うものや、田植え前に肥料を混ぜるとともに土を均すために行うものなどもあるようですが、この時期の田起こしの目的は、土をひっくり返して寒気に当てることで、作物に有害な菌を殺すのだと聞いたことがあります。 とにかく、この時期に土を耕しておくと、土の状態が良くなるようです。
田起こしを始めると、鳥たちが集まってきます。 土の中に入っていた虫や埋もれていた種子などが掘り出されるのを、鳥たちは知っているのです。
ちょうど田起こしをしている所があって、ムクドリが集まっていました(上の写真)。 人や耕運機の大きさと鳥たちの大きさが違いすぎて、どちらかしか写せないのが残念ですが・・・
この田の横にあるフェンスには、2羽のモズも来ていました(下の写真)。 こちらは虫専門。 モズは縄張りが強く、2羽が並ぶことはそんなに無いのですが、仲良く(?)並んで、虫が出てくるのをじっと待っていました。
| 固定リンク
コメント
モズですけど、
ウチの庭に来るのがモズだとず~っと思ってましたが、違うみたいです。
黒っぽい体でクチバシが細く長いですね。
スズメより大きくて鳩より小さいです。
大雑把なことでスミマセン、これじゃ、見当もつかないですよね?
先日、あぜ道の枯れ草を刈り取って、燃やしてはりました。
そろそろウチの近所でも田起こしとやらが始まるのかな?
お米には八十八の手間がかかると言われてますよね、年間を通して結構、用事があるもんなんですね。
投稿: わんちゃん | 2008年2月25日 (月) 10時15分
そのモズだと思っていた鳥というのは、ヒヨドリではないですよね。
投稿: そよかぜ | 2008年2月25日 (月) 21時58分
ヒヨドリ?
あぁ~そうかもね?
クチバシが黒くて比較的長いのが似てると思えば似てる、
でも最近見かけないです・・・・
投稿: わんちゃん | 2008年2月25日 (月) 23時05分
2月8日、動かない鳥のコメントについ脱線してモズのことを書いてしまいましたが、私がスコップや鍬を持って少し土を掘ると、どこからともなく現れるのがこのモズでした。
催促するように鳴きながらミミズやコガネ虫の幼虫などが出てくるのを待っていて、見つけるや、サーッと至近距離まで降りてきます。なんと人なつっこい鳥かと思いました。
訪問記念にあちこちにモズのハヤニエを残していきます。アオガエルが多いのですが、小さなヘビのミイラを見つけてゾッとしたことがあります。
投稿: 夕菅 | 2008年2月26日 (火) 16時19分
わんちゃん、そういえばヒヨドリはまだこのブログに取り上げたことは無かったですね。いつでも撮れると思って、真剣にカメラを向けたことが無かったようです。
夕菅さん、ほんとうに鳥の目って、かなりの距離からいろんなものを識別しているようですね。そして人と餌が結びつくと、急に人が平気になるように思います。たぶん同じモズが来ているのでしょうね。
投稿: そよかぜ | 2008年2月26日 (火) 22時16分