ヨコヅナサシガメの幼虫の集団越冬
この冬はヨコヅナサシガメの幼虫の集団越冬をあちこちで観察できました。
ヨコヅナサシガメは、アジア大陸からの帰化昆虫で、どういうわけか都市部に近いところでよく見られますが、どんどん増えてきているようです。
次の写真は、4枚は12月30日に、一番下の1枚は12月23日に撮ったもので、もちろん全部別の場所です。 周囲の様子も分かるように写したかったので、ヨコヅナサシガメの幼虫は小さくしか写っていません。 写真をクリックして拡大してご覧ください。 特に最後の1枚は分かりにくいので、楕円で囲っておきました。
ヨコヅナサシガメの「横綱」は、サシガメの仲間の中で大きいからと言う理由もありますが、成虫の腹部の縁の白黒模様を化粧回しに見立てたと言う話を聞いたことがあります。
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コメント
今年も『そよ風のなかで』の熱心な愛読者になりそうです。 毎日更新の記録を続けて・・・。 頑張ってください。
投稿: S.ひでき | 2008年1月 9日 (水) 12時32分
ほんなら何ですか、このまま幼虫のまんまで集団で越冬して、4月の22日頃に成虫になるんですね・・・・
その間に蛹というか、殻のなかに閉じこもるんですね?
この赤ちゃん虫、ちっちゃいんでしょうね?
投稿: わんちゃん | 2008年1月 9日 (水) 21時37分
ひできさん、コメントありがとうございます。そんなに意地になって毎日更新しているわけではないので、ネタが少なくなってくれば、そのうち休むと思います。
わんちゃん、カメムシやサシガメの仲間は不完全変態で、成虫に近い姿の幼虫から、蛹を経ずに成虫になります。幼虫の生活の様子も、ほぼ成虫と同じなんですよ。
投稿: そよかぜ | 2008年1月 9日 (水) 23時28分
昆虫の集団越冬初めて発見
少し興奮気味にシャッタ-を押しました
次回のFlickrに載せます
投稿: tumumasi | 2008年3月10日 (月) 22時37分
tumumasiさん、良かったですね。
一度見つかると、どんどん見つけられると思います。
投稿: そよかぜ | 2008年3月11日 (火) 06時53分