コウヤボウキの痩果
コウヤボウキについては、花は11月7日に載せましたが、今回はコウヤボウキの痩果(注)の写真です。
(注) 痩果とは、種子を薄い果皮が包み込んでいますが、この果皮が種皮とくっついて分かれないものを言います。植物学的には果実のひとつの形態ですが、日常感覚からすれば種子と言ってもいいでしょうね。
11月7日の花の写真でも、ガクが変化した赤い冠毛が写っていますが、花が終わり、この冠毛が開くと、写真のようになります。
多くのコウヤボウキの冠毛は白いのですが、時としてこのような淡紅色のものが見られます。 この株の1mも離れていないところには白い冠毛のコウヤボウキがありました。
下は痩果を飛ばしてしまって総苞だけが残った状態。 これもなかなか端正な姿をしています。
| 固定リンク
「木2 落葉樹」カテゴリの記事
- ツリバナ、ヒロハツリバナ、フウリンツリバナ(2022.11.14)
- スズランノキ(2021.11.04)
- コジキイチゴ(2014.07.06)
- ジャカランダ(2014.07.01)
- アジサイの花(2014.06.24)
コメント
こんにちわ~
花は散っても、美しさは変わらず・・・
一枚目、光の当たり具合がなんとも言えないくらい、ステキですね。
投稿: わんちゃん | 2008年1月21日 (月) 14時09分
> 一枚目、光の当たり具合がなんとも言えないくらい、ステキですね。
ありがとうございます。逆境の・・・・、いや、逆光の魔術師をめざそうかな。
投稿: そよかぜ | 2008年1月22日 (火) 06時32分
コウヤボウキの花はそんなに多く見たことがありませんが、こんなピンクのものもあったんですねぇ。知りませんでした。ふつう白いと思っていたんですが、ピンクもなかなか綺麗ですね。
投稿: タロ | 2008年1月22日 (火) 11時45分
白いものの方が多いのですが、株によって色が違うようです。
投稿: そよかぜ | 2008年1月22日 (火) 23時13分
今ちょうど、町内で群生のコウヤボウキ見かけました。冬になって今のお花がワタボウシのようになるのは何という名前かな?っとこちらをリンクさせていただきました。ヨロシクです。
投稿: わんちゃん | 2020年11月20日 (金) 13時46分