キイロテントウの集団越冬
ヤツデの葉の裏で、キイロテントウが身を寄せ合って越冬体制に入っていました。
キイロテントウは、体長4~5mmの小型のテントウムシで、成虫も幼虫も、植物に付くウドンコ病菌などの菌類を食べています。 全国に分布し、1年中見ることができますが、他のブログやHPを見ると、春から夏に順次産卵しているようです。
12月5日のクロウリハムシの集団越冬のところでも書きましたが、集団越冬の意義についても、私には理解できないことだらけ。 また、どのようにして仲間同士集まることができるのでしょうか? フェロモンでも使っているのでしょうか?
ハンマーさんのブログには、お正月に1頭でいるキイロテントウが載っていますので、単独で越冬する個体もあるのかもしれません。
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コメント
そよかぜさん、こちらでは初めまして!
暖冬とは言え冬枯れで虫も見つけにくい時期に、こんな天道虫の越冬の様子を見せてもらえてびっくりしました。色の取り合わせが春みたいで、こんなの撮ってみたいです。ほんとうに美しいマクロ撮影ですね~☆
ps.先日はご親切に教えて下さってどうもありがとうございました。またいろいろ教えて下さい・・・というか、こちらのブログや親サイトではこれまでにもお勉強させていただいておりました。丁寧な観察と目の覚めるような画像が素晴らしいです。そよかぜさんが積み上げて来られたお宝画像もですが、これからもドキドキするような生き物たちを見せてもらえるのを楽しみにしています。
投稿: Matsu | 2007年12月26日 (水) 09時57分
こんにちわ~
キイロテントウ初めて知りました。
カワイイ!!
3㎜~5㎜と聞いたらなおのこと。
ウドンコ病菌の菌類を食べると言うたら
益虫と思っていいのでしょうか?
身を寄せ合って集まる信号にキ~~ンとか周波数を発するというのんは、論外?
今日ねトチモチツツジを見ました
「アンタのことチュウ~トハンパや、言うてる人が居はりまっせ・・・」
まだ落葉していなくて、紅葉はきれいだったし、お花がちょこっと咲いていたのも紅葉と釣り合いがとれててよかったでしたよ。
投稿: わんちゃん | 2007年12月26日 (水) 16時01分
Matsuさん、こちらこそMatsuさんの大きな美しい写真で楽しませていただいています。
これを機会にリンクのリストに載せさせていただきますね。
わんちゃんへ
> ウドンコ病菌の菌類を食べると言うたら益虫と思っていいのでしょうか?
はい。生物農薬としてキイロテントウにがんばってもらおうという研究も行われているようです。
モチツツジにはチュ~トハンパはすばらしい!と言っておいてくださいね。
投稿: そよかぜ | 2007年12月26日 (水) 19時46分
おはようございます♪
昨日はとっても暖かだったのでチョウや
バッタやハチが飛んでました
長崎の気温は17℃
小春日和で動きもすばやかったです
寒いときはどこに身を潜めてるんでしょうか
キイロテントウもクロウリハムシも
集団越冬見たいような見たくないような。。
やっぱり昆虫の行動にはなにか理由があるんでしょうか
ちょっと自分の行動のことを考えてしまいました
意味のない行動が多いのですがひょっとして
無意識の理由がなにかあったりして??
投稿: エフ | 2007年12月27日 (木) 07時54分
ほんと、虫ってかくれんぼが上手ですね。おとなしくしている時はなかなか見つかりません。
だのにクロウリハムシの集団越冬の場所は良く目立つところ。それが不思議です。
投稿: そよかぜ | 2007年12月27日 (木) 20時47分