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2007年12月27日 (木)

クロスジホソサジヨコバイ

Kurosujihososaji071224_2

 昨日に続いて、ヤツデの葉の裏にいた昆虫を紹介します。 クロスジホソサジヨコバイです。 というよりも、写真家の糸崎公朗氏によってつけられた仇名の「マエムキダマシ」の方が有名になってしまいました。
 上の写真、ヤツデの葉柄にいるのですが、ぱっと見たところで頭が下のように見えませんか? 上の写真では足を広げていますし、フラッシュを光らせたので偽瞳孔がはっきりしてしまいましたが、足を縮めている状態でフラッシュを光らさなかったら、もっとだまされ易くなるでしょう。
 じつはそんな写真を狙ったのですが、これがなかなかの曲者、さすがヨコバイの仲間、葉をひっくり返された刺激のためでしょうか、前に後ろに右に左にの移動はいいとして、じっとしているかと思うと、急にジャンプします。 ジャンプされると、体長3mm程度の虫、もうどこに行ったか分かりません。 場合によっては翅を広げて、かなり遠くまで飛んで行ってしまいます。
 下の写真は、模様である偽の眼の方にピントを合わせてみましたが、やはり脚が邪魔をしています。

Kurosujihososaji071224_1

 クロスジホソサジヨコバイは、このように模様の面白さと美しさで、昆虫の写真を撮る人たちの人気者になっています。 リンクさせていただいているタロさんも撮っておられますが、真上からですので偽瞳孔も写らず、こちらの方が騙されやすいでしょうか?
 クロスジホソサジヨコバイの体色には2つの型があり、上の写真の黒い線の横に赤い色が加わるタイプもあります(下の写真)。 下は残念ながら翅が少し開いて前後の「だまし」にはなりにくいですが、下の透明な翅も少し見えます。

Kurosujihososaji071224_3

 このタイプも、リンクさせていただいている方の写真を紹介しておきます。 こちらは日日面白日記からです。

(追記)
 このタイプも比較的きれいに撮れました。 こちらでどうぞ。

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昆虫03 カメムシ・セミ」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ~

ちょっとやそっとでは騙されないぞと、
勢い込んでみても・・・・
アカン!あかん!
お見事!!一本やられましたっ・・・・

ここんとこ、オドロキの連続、
まだまだ四次元ポケットから何が出てくるのかな??
えっ!ビックリしてるんは私だけ?
この一連のムシちゃん達はジョウシキィの枠内?

投稿: わんちゃん | 2007年12月27日 (木) 12時02分

マエムキダマシはやはりメスの方が華やかですね。私もそう思います。まだオスしか撮ったことがないので、またヤツデの葉裏でも探してみることにします(笑)。

投稿: タロ | 2007年12月27日 (木) 18時30分

わんちゃん、もし本当にクロスジホソサジヨコバイが前後をだまそうとしているのなら、この大きさで誰に対してだまそうとしているのかです。例えばクモなどは眼の位置で前後を判断する能力があるのか、不思議です。

タロさん、同じヤツデでもたくさんいる時と少ない時があるようですね。時間、温度、何が影響しているのか、分からないことがどんどん多くなります。

投稿: そよかぜ | 2007年12月27日 (木) 20時56分

こんばんは♪
こないだヤツデの大きな葉っぱは
見たんですけどいたんでしょうか
ひっくり返して見たらよかった
急にジャンプしてもココロしておけば
たぶんオッケー。。
頭から体を貫く黒のラインがカッコイイぞ~

投稿: エフ | 2007年12月28日 (金) 22時37分

どのヤツデにもいるわけではありません。周囲の環境や生育状態にもよるのでしょうね。
案外林の中に生えているヤツデにはいないような気がしています。

投稿: そよかぜ | 2007年12月28日 (金) 22時56分

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