クロウリハムシの集団越冬
このブログでも何度か登場したクロウリハムシですが、クヌギの幹の窪みで集団越冬していました。 互いに顔を寄せ合い、“頭隠して尻隠さず”の状態の個体が多いようです。
クロウリハムシは活発に活動している時期でも集団でいる傾向はありますが、集団で越冬する意義はどこにあるのでしょうか? 集団でいればよく目立ちますし、かえって危険な気がします。 変温動物の昆虫でも、少しは互いに暖めあうことができるのでしょうか。 また、集まっている場所も、わずかな窪みです。 他の場所とそんなに温度が違うとも思えないのですが・・・
虫たちは様々な状態で冬を越そうとしています。 虫たちの冬越しの様子を探すのも冬の散歩の楽しみの一つです。
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コメント
私も子供の頃、よく石をひっくり返しては越冬中の虫を見つけるのが好きでした。
今では億劫になって余りやりませんが、なかなか楽しいですよね。
でも虫にとっては迷惑かな(笑)。
投稿: タロ | 2007年12月 5日 (水) 06時51分
こんにちわ~
「みんなで居れば怖くない」ただそれだけ?
子供の頃、広い海の中で小さな魚達が一つの大きな魚のように集まって、巨大魚からみんなで身を守るというお話を読んだことがありました。そのお話に似ているような気がふとしました。
ホンマやぁ~“頭隠して尻隠さず”
投稿: わんちゃん | 2007年12月 5日 (水) 14時41分
タロさん、越冬昆虫探しは、宝物探しのようなおもしろさと、発見した後、落ち着いて写真が取れるのもいいですね。
わんちゃん、弱者が集団でいる効果としては、一個体当たりの監視行動に費やす時間が短くて済むこと、目移りさせて捕食者に的を絞らせないこと、1対1ではかなわない相手に対して集団で防衛にあたれる場合があることなどが挙げられますが、動かない越冬の場合は、このいずれにも当てはまりません。
冬越しに良さそうな場所を見つけたら同じように場所を探していた仲間もいた、というのでも、この場合は無さそうです。
かくれんぼは集団で隠れるよりはバラバラで隠れるほうが鬼さん困ると思うんですけど・・・
投稿: そよかぜ | 2007年12月 5日 (水) 20時39分
遅ればせながらただいまです♪
クロウリハムシ頭と体が黄色なんですね
頭だけ隠してるって事は頭が寒いんでしょうか
越冬昆虫探し、そよかぜさんのように宝探し感覚にはなれませんが
ちょっとおもしろい・・・かも
投稿: エフ | 2007年12月 5日 (水) 21時46分
胸部は黒なんですよ。
元気に動いている横から見たクロウリハムシはこちらでどうぞ。
投稿: そよかぜ | 2007年12月 6日 (木) 22時46分